災害支援のプロフェッショナル Civic Force(シビックフォース)

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活動報告

2011年6月

「風呂の大事さが分かるから、水を運ぶ大切さもわかる」―急がれる水道復旧

2011/06/16

「風呂の大事さが分かるから、水を運ぶ大切さもわかる」―急がれる水道復旧

震災から3カ月が経ちましたが、いまだに水道が普及していない地区が多数存在します。被害が甚大だった南三陸町では、電気や水道、通信のすべてのライフラインが使用できなくなり、復旧にも時間がかかっていました。電気については、新しい電柱...

産業復興に向けてのさまざまな課題

2011/06/15

産業復興に向けてのさまざまな課題

今回の災害では多くの産業が被害を受けました。宮城県では漁港施設の被害総額約4167億円、漁船で同1129億円、養殖施設で同487億円、水産物の流出で同332億円など(6月15日段階、http://www.pref.miyagi...

漁業復興への長い道のり

2011/06/14

漁業復興への長い道のり

気仙沼漁港は日本で有数の漁港でした。気仙沼漁港は三陸沖を操業域とする漁船の主要な水揚げ港の一つであり、マグロやカツオ、サンマなどの遠洋漁業の基地でした。一方、唐桑地区や大島ではカキやホタテ、わかめの養殖漁業に従事している漁師も...

トレーラーハウス20台、被災地に到着

2011/06/13

トレーラーハウス20台、被災地に到着

6/11-12は、トレーラーハウス20台の設置と引渡しをしました。 6/10午後、アメリカから輸入したトレーラーハウス20台を日本仕様にするための電気工事を終え、次々に埼玉県内の倉庫から宮城を目指して出発。トレーラーハウスの...

6月9日(木) 島のために力を合わせて―「大島復興チーム(おばか隊)」

2011/06/10

6月9日(木) 島のために力を合わせて―「大島復興チーム(おばか隊)」

気仙沼市大島に、震災後まもなく島の有志が集まってできた地元ボランティアグループがあります。それが、「大島復興チーム(おばか隊)」です。 震災当日、気仙沼市内で起きた大規模火災の火は、海を渡って大島の亀山に燃え移りました。この...

6月8日(水)「数時間でもいいから一人で過ごしたい」-町職員の疲労

2011/06/09

6月8日(水)「数時間でもいいから一人で過ごしたい」-町職員の疲労

もうすぐ震災から3か月が過ぎようとしています。3か月前には雪や凍えるような日もあった三陸地域も今では梅雨入りし、このところ蒸し暑い毎日が続いています。 Civic Forceの活動の拠点である南三陸町では、仮設住宅への移転が...

6月7日(火)足りないカウンセラー ―協働パートナー紹介

2011/06/08

6月7日(火)足りないカウンセラー ―協働パートナー紹介

昨日の活動報告から引き続き、岩手県陸前高田市・大船渡市・住田町など気仙地域を中心に支援活動を展開する「NPO愛知ネット(愛知県安城市)」とのパートナー協働事業についてお伝えいたします。 ============ 4月。NP...

6月6日(月) 心の専門家・臨床心理士の必要性―協働パートナー紹介

2011/06/07

6月6日(月) 心の専門家・臨床心理士の必要性―協働パートナー紹介

Civic Forceは4月から、NPOなど7団体と「パートナー協働事業」を展開しています。同事業は特定地域にとらわれず、専門性のあるNPOと連携して生活再建支援を行う枠組みです。今回は、Civic Forceのパートナーとし...

6月3日(金) 支援が届きにくい人にこそ―協働パートナー紹介

2011/06/06

6月3日(金) 支援が届きにくい人にこそ―協働パートナー紹介

「被災地はテレビで見たもの以上だった。津波の恐怖を身近に感じて、言葉が出なかった」 5月26日、協働パートナーである難民支援協会(東京都新宿区)は、都内で活動報告会を開催しました。岩手県陸前高田市でのボランティア活動に参加し...

6月2日(木) 「いつ同じ海になるか誰もわからない」-養殖の海は今

2011/06/03

6月2日(木) 「いつ同じ海になるか誰もわからない」-養殖の海は今

昨日の活動報告の中でお伝えしたように、気仙沼・大島は観光と漁業が主な産業の島でした。この2つは、採れたての海産物を島内の旅館や民宿で提供したり、観光客や修学旅行の子どもたち向けに漁業体験が行われたりと相互に関連して大島の魅力、...