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活動報告

被災地を支援する

2020/01/21

【台風19号】馬を助け、人を支える(NPOパートナー協働事業)

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戦国絵巻さながらに、よろい姿の騎馬武者が疾走する福島県の伝統行事「相馬野馬追(そうまのまおい)」。2011年の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のため、一時は規模を縮小して行われていましたが、多くの人々の尽力により今はほぼ通常通り毎年7月に開催されています。

そんな馬の町としても知られる福島県の相馬地方は、2019年10月に再び大災害に襲われました。台風19号とその後10月25日の大雨で、ダムからの水を通す導水管が破損。相馬市と新地町、南相馬市鹿島区など浜通りを中心に断水が相次ぎ、最大2万3000世帯に影響が出ました。

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こうしたなか、いちはやく支援活動を開始したのが、相馬双葉地方(2市10町村)で活動するNPO「相馬救援隊」です。東日本大震災直後に馬の救助・保護を行い、現在は馬事文化の振興や馬をテーマにした地域活性化の取り組みを続けています。台風19号の発災直後は、支援物資の受付窓口をもうけ、約1カ月間、全国から寄せられた水や給水袋、食糧などを被災した人々へ届ける活動を行いました。また、馬とともに暮らす人が多い同地域において、浸水被害を受けた家庭や事業者の馬を救助し、一時的に保護。度重なる被災で心身ともに疲れ果てていた被災者のもとを訪れ、馬用飼料や敷料といった馬関連の物資も提供しました。

「今回の災害を機に新たな課題も見えました」。地域には、たくさんの馬が家族の一員として暮らしていますが、今回の水害をきっかけに馬に関する情報収集と安否確認の難しさを実感したといいます。今後は、自治体や地域の人々とも協力しながら、馬の情報を集約できる体制を整えていく計画です。

相馬双葉地方の歴史・文化的シンボルである馬をテーマとした活動を続ける相馬救援隊。全国でも珍しい意義のある取り組みを、Civic Forceは応援しています。

台風19号NPOパートナー協働事業