【大船渡山林火災】発災から本日で半年 〜これまでの支援活動の歩み〜
平成以降、国内最大規模の被災となった岩手県大船渡市の山林火災発災から本日で半年が経過。被災者らは、最長3カ月余りの避難所生活を余儀なくされました。その後、建設型応急仮設住宅が蛸ノ浦、綾里地区で完成し、現在、26世帯が入居しています。
2月28日から支援を開始したCivic Forceは、これまでに避難所での物資配布や布団の乾燥支援、仮設住宅でのサロン活動支援などを通じて被災地の人々の生活を支えてきました。
〜これまでの活動の歩み〜
2月26日 山林火災発生

2月28日 Civic Forceスタッフを派遣、避難所でのニーズ調査開始
3月2日〜 物資配布開始
避難所へみかんやイチゴ、野菜ジュース、マスクなどを届け、健康に配慮した支援を継続的に行いました。

3月11日〜 避難所の移設支援
3月10日、大船渡市は全ての避難者に避難指示の解除を発表。6カ所の避難所が2カ所に集約され、11日、旧避難所に設置されていた支援物資を新しい避難所に運びテントや段ボールベッドの片付け作業をサポートしました。

3月22日〜 お茶会の開催支援
3月〜4月に計3回、避難所でのお茶会をお手伝い。ほっとした時間を過ごしてもらえるよう、淹れたてのコーヒーを提供しました。

4月12日〜5月11日 布団乾燥支援
「長引く避難生活で布団のにおいが気になる」「敷きっぱなしでへたってしまった」。避難者の声を受けて、4月〜5月の計6回、延べ115点の布団・まくらなどの乾燥・クリーニングの支援を行いました。

5月24日 仮設住宅支援
5月末で避難所が閉鎖となり、被災者の暮らしは次のステージへ移りました。5月24日から入居開始となった旧綾里中仮設住宅にて調査を実施しました。

6月22日 蛸ノ浦地区仮設住宅でのサロン活動支援
地元高校生によるボランティアグループ「気仙地区広域学生奉仕団」とCivic Force等が連携をして、初めてのサロン「あおぞらお茶っこ」を開催。プランターへの花植えも行い、仮設住宅をお花で彩りました。


7月13日 綾里地区仮設住宅でのサロン活動支援
もう1か所の綾里地区でも住民たちが交流できる場所を作ろうと 「あおぞらお茶っこ in 綾里」を開催しました。

次回の「あおぞらお茶っこ」は暑さが厳しい8月は見送り、 環境が整いしだい再開予定です。
大船渡市では、この先に仮設住宅・みなし仮設住宅に住まわれる方の生活再建や、火災に見舞われた地域、山林の再生など、復興の道のりはこれから何年もの時間を要します。
Civic Forceは、今後も現地に足を運び、地元の若者と連携した仮設住宅での交流の場づくりのサポートを行いながら、これからの必要な支援の模索を続けていきます。
発災直後から多くのご支援や応援メッセージを頂戴したおかげで、被災地・大船渡での支援活動を実施することができています。
Yahooネット募金では「大船渡山林火災緊急支援」のご寄付を2025年8月28日18:00まで受付中です。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/3747029
いただいたご寄付は、継続して行う被災地での支援活動のために活用させていただきます。
引き続き、あたたかいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
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