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令和3年8月豪雨(九州) NPOパートナー協働事業

佐賀・武雄の児童支援事業所「ガラパゴス」との協働事業スタート

子どもたちの居場所を取り戻すために

「断らない」をモットーに、発達障がいの子どもたちを受け入れる佐賀県武雄市の放課後等デイサービス事業所「ガラパゴス」。浸水被害を受けた8月14日から2日間、休園を余儀なくされましたが、子どもたちの居場所を確保するため、武雄市から車で片道1.5時間のガラパゴス基山(佐賀県基山町)で緊急の受け入れを続けています。

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佐賀県で緊急支援活動を続けるCivic Forceは、9月から「NPOパートナー協働事業」を通じてガラパゴスの復旧活動をサポートしています。
基山までの道のりは障がいを抱える子どもや送迎する保護者にとって大きな負担となっており、基山の拠点は子どもたちが活動するスペースが十分ではありません。そのため、パートナー協働事業では、武雄市内の中学校で使用されていないOA教室を借りて新たな拠点として活用。子どもたちのケアに必要な視聴覚設備(テレビとDVDプレイヤー)や室内で体を動かすための器具(体幹を鍛える遊具、知育教材など)、事務作業を再開させるために必要なパソコンやwifiルーター、プリンターなどの資機材を支援しています。

障がいの度合いにかかわらずすべての子どもたちを受け入れ適切なケアを続けてきたガラパゴスは、地域にとってなくてはならない事業所です。急激な環境の変化に適応するのが難しい子どもたちやその保護者にとって、今回の水害は大きな負担となっていますが、一人ひとりの状況に合わせてできる限り日常に近いサービスを提供しようと尽力しています。

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ガラバゴスとの協働事業は、災害時緊急支援プラットフォーム PEADの支援を受けて実施しています。

https://www.pead.jp/

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