【和歌山県海南市で防災訓練】一般参加イベントも実施
Civic Force(シビックフォース)は、2025年3月に和歌山県及び和歌山県遊技業協同組合と、避難所外避難者への物資供給など、災害支援の協力に関する協定を締結しました。 10月6日、南海トラフ地震などの大規模災害に備え、この三者が連携した防災訓練を和歌山県海南市で実施しました。

訓練では和歌山県海南市の集中備蓄倉庫の物資を一時避難者の受入れを行うパチンコ店へスムーズに運び、さらにパチンコ店の駐車場や店舗スペースを活用し、物資供給場所の開設を行いました。
訓練開会式には、和歌山県遊技業協同組合の金貴如理事長、和歌山県や海南市の関係者ら約30人が参加しました。この中で、海南市の神出政巳市長が「官と民が持つそれぞれのノウハウと資源を合わせ災害に立ち向かう体制を確立したい」とあいさつしました。
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左から和歌山県遊技業協同組合 金貴如理事長、神出政巳 海南市長、根木佳織 CivicForce代表理事

その後、Civic Forceが提供した物資のうち、非常用トイレやトイレットペーパーなどを市内唯一のパチンコ店となるLOVE海南店に輸送し、物資供給場所を開設しました。今回の物資は店内でも保管し有事の際に活用されます。店は、1万6814㎡、800台の車を停められる広大な敷地を有していて、トイレや物資などが充実していることから災害時の被災者受け入れに適しています。
※LOVE海南店は津波想定エリア内。発災後、施設の安全が確認された後に活用。 ※LOVE海南店は和歌山県と和歌山県遊技業協働組合の協定に基づき、一時的に店舗のトイレや食料等を避難者に提供する「災害時支援協力店」です。


午後は、地域の人たちや家族連れらが参加して、アルファ米の試食や災害トイレなどの体験、防災ミニ講座も行われ、参加者は防災に関する知識を深めました。子供と訪れた母親は、「パチンコ店は初めてでしたが綺麗でいざという時、子供連れには非常に役立つ施設だ感じました。防災への取り組みもこれをきっかけに始めます」と話していました。


Civic Forceは今後も、南海トラフ巨大地震などの災害に備えて、地域のニーズに即した協力や支援を続けていく予定です。

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