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アジアに展開する

2013/11/18

【フィリピン中部台風支援】少しでも多くの物資を届けるために

CDCRシェア写真 写真:RAPPLER.jpg台風30号の影響で甚大な被害が発生しているフィリピンに対し、Civic Forceは、発災直後から支援活動を開始したフィリピン最大規模の災害支援団体「CDRC(Citizens' Disaster Response Center)」と協力し、緊急支援物資の調達・配布活動を続けています。

被災したレイテ島では、すでにCDRCやその地域支部のレイテ開発センター(LECD)などが緊急物資の配布活動を行っています。レイテ島の状況に精通する彼らと協力し、さらに多くの物資を届けるため、Civic Forceは、11月15日に日本からスタッフ2人を派遣。被害の少なかったマニラなどで米や乾燥魚、水質浄化剤、毛布などを調達して1つのパッケージ(1世帯6人あたり1週間相当)にまとめ、今週からレイテ島に運び、3市6地域の1,900 世帯を対象に配布する予定です。
 
今回の支援活動にあたり大きな課題の一つは、配給先までのルートの確保です。当初の計画では、被災したレイテ島に緊急物資を運ぶため、マニラで物資を調達・パッキングしてセブ港経由でレイテ島のオルモックに入る予定でしたが、マニラ港からセブ港へ送る支援物資の出荷手続きの遅れや、セブ島からレイテ島へのフェリー・配布物資を運ぶトラックの調達が難しくなっています。また、レイテ島内の道路事情が悪化しているほか、配給ポイントに行くまでの道中で食糧などを求める被災者に取り囲まれ、身動きが取れなくなるケースが増えています。そこで、現在、他国の支援団体や国際機関、CDRC、LECDなどと協力し、よりスムーズに配布地域へ辿り着き、遅延なく物資輸送・配布ができるよう調整を進めています。
 
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なお、本事業は、皆さまからのご寄付と、一部ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成金で実施しています。
 
フィリピンでは、現地のNGOや市民ボランティアなどと協力し、できるかぎり効率的にたくさんの緊急物資を届けるために尽力していますが、今回の災害はあまりにも規模が大きく、支援活動は長期化することが予想されます。すでに多くの皆様からのあたたかいご支援をいただいておりますが、被災地ではまだまだ物資が不足しています。
 
引き続き皆様のご協力をいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
写真上:RAPPLER
 
===Civic Force フィリピン台風支援指定寄付はこちらから===
■銀行
三井住友銀行 青山支店 普通 7027403 公益社団法人Civic Force(コウエキシャダンホウジンシビックフォース)
 
■クレジットカードのご寄付は下記より受け付けております。
 
■ゆうちょ
口座番号 00140-6-361805  口座名 公益社団法人Civic Force
※備考欄に「フィリピン中部台風被災者支援」と記載ください。 
 
企業の皆さまのご協力により、以下からもCivic Force「フィリピン台風支援」にご寄付いただけます。
■JustGiving Japan http://justgiving.jp/npo/924
■全国のローソングループ店舗11,497店で、11月13日(水)~30日(土)の18日間、「2013年フィリピン台風義援金」の受付中 http://www.lawson.co.jp/company/news/083331/
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