Civic Forceでは、地元の皆さんが五右衛門風呂を作ろうとしている姿をみて、3月30日からお風呂設営を開始しました。地元の大工さんや東京からの大工ボランティアや、地域の皆さんとともに、南三陸町内に6カ所のお風呂を設営し、家族連れが週末に利用されたり、平日の部活帰りの学生が立ち寄る"地域のお風呂"として利用されてきました。
この手作りお風呂事業は、町内の電気や水道などライフラインが復旧したことを受けて現在では概ね終了しています。具体的には、寄木・韮の浜の2カ所は、地元の皆さんとの協議の結果、お風呂を沸かすために設置したCivic Forceの設備を除いて、建物を公共目的に使用するため譲渡しています。田の浦のシャワーユニットは、撤去しました。その他、歌津中・歌津つつじ苑・荒砥の3カ所については、関係する皆さんと協議をしながら順次終了していきます。あわせて地元の方を臨時雇用して、給水車を巡回させる活動も、7月末までに終了しました。
ライフラインの被害も甚大だった南三陸町において、3月下旬から設営したお風呂には、1日に100人をこえる方に利用いただいた日もあり、地元の皆さんにご愛用いただきました。(7/13)