2014/08/07
7月15日にフィリピンのルソン島に上陸した台風9号(ラマスーン)は各地に大きな被害をもたらしました。
国家災害リスク軽減管理評議会(The National Disaster Risk Reduction and Management Council:NDRRMC)の発表によるとこの台風により98人が死亡、5人が行方不明、630人以上が負傷したほか、家が全壊・半壊するなどして5,700世帯が避難所での生活を余儀なくされているとのことです。また、昨年末にフィリピン中部を襲い甚大な被害をもたらした台風ハイエンの影響が残るフィリピン中部のサマール島でも、電気や水道などのインフラ、生活の糧である農業への被害も報告されています。
CDRC(Citizens' Disaster Response Center) は、発災直後から被災地のニーズ調査を実施し、アジアパシフィックアライアンスに緊急支援の声明を発表。アライアンスがこれを受理し、30000ドルの支援を決定しました。