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被災地を支援する

2015/06/15

【夢を応援プロジェクト】「社会に貢献できる人になりたい」―卒業生からのメッセージ①

(FB用)夢を応援プロジェクト.jpg東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島3県の学生を、奨学金制度とサポートプログラムで支援する「夢を応援プロジェクト」。2011年9月から1人あたり月額3万円の奨学生を支給しています。この度、2015年3月をもって奨学金の受給を終了し、社会人として新たな一歩を踏み出す卒業生からメッセージが届きましたので、その一部を紹介します。(メッセージ内容は2015年3月時点)

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「大変ありがたい支援」―福島県出身/女性/21

奨学金を返済の義務なく受けることができ、学生生活を有意義に送ることができました。震災から4年が経ちますが、被災した私にとって大変ありがたい支援です。4月からは社会人として人の役に立てるよう努力したいと思います。

 

「応援で頑張ることできた」―宮城県出身/女性/21

震災当時高校生だった私は、震災の経験から看護師になる決意を固めました。看護学校では苦しいことのほうが多く、学校を辞めたいと思ったときもありましたが、奨学金を支えてくれている皆様の応援のおかげで今日まで頑張ることができました。これからは医療従事者として人々の役に立ちたいと思います。

 

「社会に貢献できる人に」―宮城県出身/男性/18

震災を期に世の中が一変しました。私の家は宮城県気仙沼市大島にあり、牡蠣とホタテの養殖を営んでいました。震災後、大島での生活や仕事を諦め、気仙沼市内で生活をしています。この春、高校を卒業し社会人になります。これからも感謝を忘れず社会人としての自覚を持ち、社会に貢献できる人になることが目標です。

 

「夢だった看護師に」―福島県出身/女性/21

片親でお金に余裕がない中、震災が重なり、高校3年生の時には進学よりも就職した方がいいのかと悩んだ時期もありました。しかし、夢を応援基金のおかげで看護学校へ進むことができ、今年無事に卒業出来そうです。自分の夢であった看護師になり社会に貢献できる人になりたいと思います。

 

「美容室に就職が決定」―宮城県出身/女性/20

高校1年生の時に自宅が全壊し、両親が経営していたヘアーサロン店も大規模半壊の被害を受けました。小さいころから両親の仕事を間近で見ていた影響もあり、美容師になりたいと強く思ってきました。夢を応援基金は美容学校の学費として大切に使わせて頂いています。昨秋には、第一希望の美容室に就職が決まりました。

 

「目標に向かって頑張ることできた」―岩手県出身/女性/21

震災により家族や友達を失い、両親の職場も被災するなど経済的理由から進路について悩んでいました。夢を応援基金を頂くことができ、本当に安心したのを覚えています。高校卒業後は多くの人を助けたいという気持ちから看護学校へ進学することを決めました。目標に向かって3年間頑張ることができました。これからは地元岩手県で看護師として貢献していきたいです。

 

「笑顔を届ける販売員に」―岩手県出身/女性/18

奨学金のおかげで今まで何の不自由もなく勉学に励むことが出来ました。そして、無事卒業後の進路も確定して安心しています。このような結果で高校生活を終了することが出来たのは夢を応援基金のおかげです。たくさんの方に笑顔を届けることが出来る販売員になれるように頑張りたいと思います。

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