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被災地を支援する

2016/03/19

【関東・東北大雨被災者支援】発災から半年、サロン活動をサポート

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2015年9月の大雨被害から半年が過ぎました。Civic Forceは災害直後に緊急支援チームを派遣し、孤立した老人ホームの支援活動を行ったほか、パートナー団体の被災地NGO恊働センター(頼政良太代表)と連携し、茨城県常総市の避難所において足湯活動等を実施してきました。また11月には日本コカ・コーラ株式会社の社員ボランティアとともに、農地に流れ着いたガレキの撤去作業、避難所での交流会のお手伝いなどを行いました。

昨年12月ごろからは被災者の方々のための弁護士相談会、税理士相談会のほか、常総市を離れる方々のためのコミュニティづくりをサポートするサロン活動(お茶会)の会場となる集会用テントを提供させていただきました。サロン活動の参加者からは「コミュニティがなくなり寂しい」、「またみんなと話したい」などと声が寄せられています。

被災地NGO恊働センターの増島智子さんは現在の状況について、「半年が経過した今も家の再建が進まず、不自由な生活を強いられている被災者の方々が多くいる。被災した自宅をなんとか住めるように寝る場所、水回りだけ修繕し自宅に戻ったものの、修繕作業にはさらに時間と費用が必要な状態」と説明。「今後、住民一人ひとりが主人公になれるまちづくりを目指し、被災者、現地の方々の活動をサポートしていきたい」と話していました。

また頼政代表は「常総市の水害は規模が大きく、報道はなくなってきていますが復興はまだ始まったばかり。未だに公営住宅に暮らすなど住み慣れた土地を離れている方も数多くおり、地域のコミュニティや一人ひとりの心の復興を支えるボランティアがこれからも求められている」と述べました。

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Civic Forceでは引き続き、被災地NGO恊働センターと連携し、被災した方々をサポートします。

これまでの活動については、こちらをご覧ください。