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被災地を支援する

2016/07/03

【熊本地震】「ふつうのせいかつにもどりますように」ー短冊に込めた願い事

 

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もうすぐ7月7日、七夕の日がやってきます。

緊急支援チーム(Civic Force/A-PADジャパン/Peace Winds Japan)が設置・運営を続ける「ユニットハウス村」(益城町テクノリサーチパーク内駐車場)では、日曜日の今日、七夕に向けて笹飾りのイベントを実施しました。

きっかけは、佐賀のNPOや企業、自治体、一般市民らが集まって設立された「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」の皆さんから、佐賀の「肥前名尾和紙」を使って何かできないか、とお申し出があったことに始まります。「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」の関連団体である佐賀未来創造基金は、熊本地震発生直後の4月末から継続的に社会人ボランティアをチームに派遣してくれています。

今回の企画は、そんなボランティアの皆さんとの会話のなかで生まれ、「避難している皆さんに少しでも元気になってほしい」との思いが込められています。

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ユニットハウスの隣に設置したコミュニティスペースには、ユニットハウスで暮らす親子などが集まり、七夕にまつわるお話をしました。また、手遊びやクイズ、ゲームなどをしながら、思いっきり遊んだ子どもたちは、みんな大喜びで叫んだり笑いながら楽しい時間を過ごしました。

その後、肥前名尾和紙の色紙をはさみで切って短冊をつくり、それぞれの願い事を書きました。

笹に飾り付けられた短冊には「ふつうのせいかつにもどりますように」「かぞくがしあわせになりますように」と、子どもたちの精一杯の願い事が書かれていました。また、「みんなに笑顔が戻りますように」と、丁寧に短冊に記すお母さんもいました。

肥前名尾和紙の短冊は、今日から7日まで談話室に置き、ユニットハウスで生活するより多くの皆さんに立ち寄ってもらうきっかけになればと考えています。

避難生活が長期化する中、被災地には少しずつ日常が戻りつつありますが、家や財産を失った方にとっては、これから乗り越えなければならない壁がまだたくさんあります。気持ちの整理がつかず、将来への見通しが立たない方も多くいます。

チームでは、ユニットハウスで生活する皆さんが、少しでも前を向いて進んでいけるよう、ボランティアの皆さんと協力して支援活動を続けていきます。

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