2011/04/05
避難所となっている三陸町立歌津中学校の校庭には、臨時郵便局の車が設置され、手紙を出す被災者の方々の列ができていました。「送り主の住所」は現在生活 をしている避難所の住所を書くように指定されているため、被災者の一人の方は「自宅の住所が書けないという事実が悲しい」と話されていました。
校庭には、「自動車なんでも相談窓口」も設けられており、自動車の修理などの相談をしに来た人々の長い列ができていました。
また今日は、サッカー日本代表の岡田元監督が歌津中学校を訪れ、サッカー教室が行われていました。教室の後には子どもたちが岡田元監督にサインを求める姿がありました。
被災者の方々の中に活動を再開した勤め先の会社に出かけたり、倒壊した家を片づけに行ったりと日中外に働きに出る人が増えてきました。そのため、炊き出しなどの当番業務を担当する人員が減ってきており、住民の疲労が溜まってきていると避難所の方から話がありました。
中学校の駐輪スペースにある「魚龍の湯」は今日もご利用いただいております。