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被災地を支援する

2016/06/07

【熊本地震】益城町に新たな「居住空間」ーテクノリサーチパークに80棟設置

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Civic Forceを含む緊急合同支援チーム(A-PAD ジャパン/Peace Winds Japan)は、特に被害の大きかった熊本県の益城町で「テント村」の運営を続けています。ペット連れの家族も入居可能なエマージェンシーテントとともに、必要な物資を適宜提供し、カフェやコミュニティースペースを併設。車中泊を続けてきた人たちからは「やっと足を伸ばして横になれる」「ペットや家族と気兼ねなく過ごせるテントはありがたい」と、安堵と喜びの声が寄せられました。

専門家やボランティアの方などたくさんの方々に支えられながら、これらのテント村は、総合体育館横の芝生広場と、「再春館ヒルトップ」(再春館製薬所敷地内)の2カ所で、最大61世帯212人の方に利用されました。

他方、梅雨や猛暑など天候に左右されやすいテントでの生活は、これからの季節、感染症や熱中症が懸念されます。そこで、チームでは益城町の指示を受けて、6月上旬で総合体育館横の芝生広場のテント村を閉鎖しました(ヒルトップは継続)。そして、テントに代わる居住空間として、6月7日までに益城町内の駐車場(テクノリサーチパーク)に、ユニットハウス(プレハブ)80棟を設置。合わせてエアコンや冷蔵庫を配備しました。また、共同で利用する仮設トイレ5基とシャワーユニット4基、炊事場と洗濯場のユニットなども併設し、避難生活を続ける方がより快適に過ごせるよう整備を進めています。

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益城町と協議の上、これらユニットハウスには、テントで生活していた避難者など自宅に帰ることができない方の仮の住まいとして活用いただく予定です。今日までに7世帯23人が入居しており、現在、これから入居する方々のためにも、急ピッチで水道や電気工事などの整備を進めています。

また、80棟のうち1棟は、コミュニティースペースとして解放し、避難者の方々に必要な情報を提供していきます。新たに入居する方々が情報交換したり交流しやすいよう場となるような雰囲気づくりも重視していきます。

発災から1カ月半以上が経過し、体調を崩したり、将来への不安を抱えた避難者の方々の疲れはピークに達しています。大雨や高温の日が続く天候など、めまぐるしく変わる被災地での支援活動は、一筋縄ではいかないことも多いですが、チームでは、避難者の方一人ひとりの悩みや要望にできるかぎり応えられるよう、県内外の専門家や関係者と協力しながら活動を続けています。

引き続き私たちの活動に関心をお寄せください。

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