宮城県気仙沼市で11月2日に実施された津波総合防災訓練に参加しました。
気仙沼市では、東日本大震災の災害経験をもとに、今後も起こりうる大規模地震・津波などに備えるため、2011年6月に制定された「津波防災の日(11月5日)」に合わせ、気仙沼市津波総合防災訓練を毎年実施。災害対策本部の設置・運営や避難広報、炊き出し・給水、トリアージなど複数の訓練のうち、Civic Forceは、医療用多目的ヘリコプターを運営する
オールラウンドヘリコプター(ARH)などと協力し、ヘリを活用した物資搬送の訓練を展開しました。また、上空からの津波被害状況調査を行い、リアルタイムで被害状況を報告。空から撮影した動画と写真を気仙沼市に提出しました。
医療用多目的ヘリコプターは医療アクセスの改善のみならず、その機動力を活かして災害時にも有効活用することが可能です。Civic Forceはすでに、ARHと気仙沼市との三者間において「回転翼航空機(ヘリコプター)の利活用に関する協定」を締結していて、有事の際にはいち早く出動できる態勢を整えています。
病気も災害もいつ何時見舞われるか分かりません。地域の人々の安心・安全のため、ARHはこの医療用多目的ヘリコプターを有効活用していきます。
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