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活動報告

被災地を支援する

手作り風呂設営・運営事業

2011/04/05

4月4日(月) みなで協力してテントを張りました

4月4日(月)は雪が降って寒い一日になりましたが、新たな手作り風呂のオープンに向けて、荒砥保育園の庭にテントを張る作業などを行いました。作業はま ず、静岡県袋井市や山梨県甲府市の自治会有志が提供した集会用テントを骨組みとして建て、ブルーシートや資材によるパーテーションをその中に建て付けました。

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このテント内に設置する浴槽は、保育園の近所の水産加工会社から「トロ箱」(ワカメなどの海産物を入れる箱)をいただき、利用することになりました。

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また、この地域は海に近く風が強いため、廃材や薪を燃やすのではなく灯油バーナーを使ってドラム缶のお湯を沸かすことにしました。

この保育園でのお風呂の作業には、「早く被災者の方々にお風呂に入って欲しい」という思いを持ったたくさんの方々が昨日から関わってくださっています。 
大阪からのボランティアの方5名は、昨夜は車中泊をして4月4日もお手伝いをしてくださいました。また今日は、地元の漁師さんたちも加わって設営作業を手伝っていただきました。
さらに、昨日東京から南三陸町に到着した「ものつくり大学」の学生3名も今日から手伝ってくれています。学生のうち1名は宮城県が地元ということで「何か 自分ができることがあればやりたい」と決意をして今回手伝いに来てくださいました。ものつくりの学生さんたちは、3名ずつ1週間ずつ入れ替わりで、仮設風 呂を増やしていく事業にご協力いただきます。

避難所では電気はまだ通っておらず発電機を利用していますが、今日、南三陸町内を車で運転していると、道路わきの電柱で電線を張る作業を行っている作業員の姿を目にしました。電気などのライフラインの復旧に向けて作業は進められているようです。

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