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活動報告

被災地を支援する

2016/04/15

【熊本地震】被災者の捜索とニーズ調査を実施

Civic Forceは熊本県での震度7の地震の発生を受け、14日23時ごろからパートナー団体のNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)との合同緊急支援チームを結成し、レスキュー隊員12名と災害救助犬2頭を派遣しています。

15日午前中は、震度7の揺れを観測し特に被害の大きかった熊本県中部の益城町の惣領地区と安永地区で活動しました。午後からは午前中に引き続き、複数のグループに分かれて、被害者の捜索活動や今後の支援活動に向けた情報収集などを続けています。捜索活動にあたっては、日本レスキュー協会と九州救助犬協会とも協力しています。

緊急チームが入った現場では、古い家が多い川沿いの地区に倒れた家屋や建物が集中していました。道路のアスファルトに大きな亀裂が入っていたり、水道の配管から水があふれ広範囲にわたって道路が水浸しになっている場所もありました。地域の人々によれば、倒れた木造家屋が多いものの、壊れた柱や壁の間に隙間ができ、そこにいた人を近所の人たちが助け出す場面もあったそうです。もともと地域のつながりが強く、近隣に誰がいて誰が見当たらないのか、すぐに把握でき、それが早期の救出につながった面があります。

明日以降は、避難所のニーズ調査を開始しているパートナーNPOの被災地NGO恊働センターと協力して支援活動を行っていく予定です。被災地NGO恊働センターによれば、余震が続くなか、避難所では眠れない人や自宅に戻る目処が立たずに不安を感じている人が多くいます。今後は、長期的な視点で疲労や健康被害などに配慮した支援が、求められていきます。

随時、現場の情報を発信していきますので、引き続きご関心をお寄せいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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緊急支援チームは2015年4月のネパール地震、同年9月に台湾を直撃した台風による行方不明者捜索活動、同じく9月に発生した関東・東北大雨による茨城県常総市において孤立者支援活動などを経験しています。また災害救助犬には殺処分寸前にPWJに引き取られ、救助犬となるための訓練を重ねてきた「夢之丞(ゆめのすけ)」も含まれています。

Civic Forceでは指定寄付口座を開設しております。皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

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※通信欄に、「熊本地震支援」とご記入ください。

なお、様々なサポートをする為にご寄付のうち15%は運営費として活用させていただきます。

 

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