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活動報告

被災地を支援する

2017/09/08

【福岡×東北×韓国】朝倉市で泥かき・清掃ボランティアーー観光復興応援ツアー(中編)

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8月28日から7泊8日の研修プログラム「観光復興応援ボランティアツアー」では、8月30日、今年7月に九州北部豪雨の被害を受けた福岡県朝倉市で、がれき撤去や泥かきなどのボランティアに参加しました。

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熊本市から車で約1時間半、東北と韓国の学生15人は、早朝から作業着で福岡県朝倉市に向かいました。

朝倉市は今年7月の豪雨で甚大な被害を受けた地域の一つで、7月9日から災害ボランティアセンターを設置して全国から集まったボランティアを受け入れています。

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学生たちは、この日、九州キリスト教災害支援センターのコーディネートのもと、他のボランティア参加者約50人と一緒に、朝倉市東林田の約4軒の居宅の泥かきや泥で汚れた食器の洗浄などの作業を行いました。

「朝倉市でのボランティア活動が8日間のプログラムのなかで一番印象に残っている」。こう話すのは、昨年も「夢を応援プロジェクト」の夏休み宿泊プログラムに参加してくれた木村朋広くん。昨年までは、宮城県の気仙沼で森・里・海のつながりを知るプログラムが中心で、被災地でのボランティア活動は個人的にも初めて。木村くんは、「すごい被害で驚いた。1軒片付けるのにたくさんの人出が必要で、まだまだもとの生活に戻れるようになるのは遠いと感じた」と言います。

当日は気温が高くて日差しも強く熱中症なども心配されましたが、体調不良者を出すことなく、15時前に無事に作業を終え帰路につきました。そして、学生たちは翌日から始まるグループごとの活動に備え、夜8時半から全体ミーティングを実施し、訪問先や取材内容などの確認を行いました。

後編では、山都町チーム、熊本市チームの取材活動についてご紹介します。