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活動報告

被災地を支援する

2018/09/09

【北海道地震】給水袋500包を断水続く厚真町へ

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震度7を観測した厚真町では、7日時点で町の人口の2割強にあたる約1100人が、7カ所の避難所に身を寄せ、余震が続くなか今も多くの人が避難生活を続けています。

 

ようやく電気が復旧し、町の中心部は発災直後に比べて、ずいぶん明るさを取り戻しました。でも上下水道は町内全域で断絶したままで、避難生活を続ける人の日常が元に戻るにはまだまだ時間がかかります。

持ち運びに便利な給水袋

同町などでニーズ調査を開始したA-PADの根木事務局長は、本日、町役場から「町のすべての水道復旧が完了するには3カ月はかかる」との情報を受けて、佐賀の倉庫に備蓄していた給水袋500包をお届けしました。

 

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ダウ・ケミカル(株)から提供された給水袋は、2017年7月の九州北部豪雨や今夏の西日本豪雨などで、被災した病院や家庭などから水を持ち運ぶために利用されました。小さく折りたためて持ち運びに便利な包装材の給水袋は、大容量の硬質プラスチック容器の代用品として好評でした。

 

断水が続く厚真町でも役立ててもらおうと、本日、自衛隊が給水サービスを行っている厚真町福祉センターにお届けし、明日以降、町主導で被災した人々に活用される予定です。

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避難所と温浴施設を結ぶ巡回バスサービス

また、8日に厚真町の避難所6カ所を訪問した緊急合同支援チーム(A-PADジャパン/Civic Force/PWJ)は、水や食糧、衛生用品、トイレ・風呂、寝具、炊き出しなどの状況を確認するとともに、備蓄物資の輸送や企業への呼びかけを開始。本日は、安平町やむかわ町でも調査を行いました。

 

明日以降、断水が続きお風呂に入れない避難者のために、避難所と温浴施設を往復する送迎サービスを開始する予定です。近隣の苫小牧市の温浴施設の協力を得られたため、詳細が固まり次第、巡回バスを運行します。

「高齢者も快適に過ごせるように」

このほか避難所で生活する高齢者などが少しでも快適に過ごせるよう備蓄している段ボールベッドの設置やトレーラーの貸与、肌着の提供なども予定しています。

 

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皆様からのあたたかいご支援をお願いいたします。

・クレジットカード:https://bokinchan2.com/civicforce/donation/bokin/page1.php?bokin_type=donation

・三井住友銀行:青山支店 普通 7027390 シャ)シビックフォース

・ゆうちょ:00140-6-361805 ※「北海道地震」と明記をお願いいたします。

 

企業のご協力により、以下サイトでもご寄付受付中!ポイント寄付などで気軽にご寄付が可能です!

・ECナビ「スマイルプロジェクト」 https://ecnavi.jp/smile_project/bokin/hokkaido_20180906/

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