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活動報告

被災地を支援する

手作り風呂設営・運営事業

2011/04/08

4月7日(木) 避難所の衛生管理が急務となっています

今日、南三陸町の災害本部の方から、避難所ではノロウイルスによる感染症が発生しはじめており、衛生管理が急務となっているというお話をききまました。
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもや お年寄りなどでは重症化することもあります。大勢の方がいる避難所では、食事の前やトイレの後などに必ず清潔な水で手を洗うこと、症状がある方は食品を直 接取り扱う作業をしないようにすることなどの感染予防への配慮が必要です。
これを受けてCIVIC FORCEでは避難所での衛生管理に役立つよう、消毒液、ラップ、使い捨ての食器類、水などを早急に現地に送ることにしました。

お風呂プロジェクトはピッチを上げて順調に進んでいます。
4/7は韮の浜の手作り風呂の設営をしました。このお風呂は、他の手作り風呂とは少し異なり、震災後に利用できるよう特別に設計されたものです。香川県の「齊藤正 轂工房」様が考案し、ご自身と職人さんが、地元の大工さんと一緒に手際よく設営したものです。

今日は近くに住む方々が作業を見に来ました。被災してからまったくお風呂に入っていない方々がほとんどで、みなさんこのお風呂のオープンを心待ちにしています。

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