災害支援のプロフェッショナル Civic Force(シビックフォース)

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被災地を支援する

多目的・稼働型拠点提供事業

東日本大震災支援事業

多目的・稼働型拠点提供事業

復旧・復興に動く現地関係者の可動式居住空間を

被災地では、応急仮設住宅にすべての被災者が入れるわけではありません。また、応急仮設住宅の次にコミュニティづくりに必要とされる、公民館のような施設まで、まだ手が回っていません。Civic Forceでは、行政だけではまかなえないニーズに応えるべく、2011年6月から、トレーラーハウスやコンテナハウスといった仮居住空間の代替案を提示しました。

トレーラーハウスは、全長10メートル程度の被牽引車で、キッチンや冷蔵庫、ベッドなどを完備した耐震型の可動式居住空間です。1台で3~4人程度の家族が生活でき、耐用年数は約20年。自由に私有地に駐車することで、幅広い利用対象者や用途を想定できます。Civic Forceでは20台を寄付金から一括購入し、被災した自治体などに無償貸与して、震災後毎日のように日夜支援業務にあたり、疲労が蓄積されている支援関係者のプライベートスペースとして利用いただいているほか、パートナー団体の活動拠点などとして活用いただいています。

また、40フィートコンテナと呼ばれるコンテナハウスは、全長12メートル、幅2.5メートル、高さ2.5メートルのコンテナを住居用に加工したもので、キッチンやテーブル、ベッドなどを完備しており、宮城県気仙沼市大島に20戸、お届けしました。主にデイケアセンターや仮設住宅における公民館、また公共スポーツ施設における更衣室などに活用する方向で調整をしています。

  • 活動風景
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