見えにくい在宅避難者の方々にも 必要な物資を
能登半島最北端の珠洲(すず)市では、80カ所以上(指定避難所21カ所含)の避難所に6,000人近くが避難していますが、「被災者=避難所にいる人」とは限りません。小さな赤ちゃんやペットがいる世帯、心身の障害がある方など様々な事情を抱え、避難所へ入らずに車中泊や壊れかけた自宅などで在宅避難を続ける、見えにくい被災者の方もいます。
昨日10日、市内3つの避難所にウレタンマット(提供:三井化学株式会社)240枚を配布したのに続き、今日、私たちは珠洲市内の在宅避難者の方々にもウレタンマットを届けました。マットを届けた方の中には「地震で自宅が壊れて住めなくなり、やむをえず、市内で運営していた小さな事務所に避難した。届けてくれたマットでよく眠れそうだよ、ありがとう!」とほっとした表情を見せてくれました。
被災地では厳しい寒さが続き、低体温症への注意なども必要です。空飛ぶ捜索医療団ARROWSは、早い段階からストーブなどの暖房器具や簡易トイレ、エアマットなどを準備して必要な場所に届け、避難者の皆さんが少しでも快適に休める環境整備に尽力しています。
ARROWSは劣悪な避難所環境をチームを組んで巡回し、後から駆けつけた全国の支援団体の皆さんと力を合わせて、少しても環境を改善できるよう努めてきました。これまでに届けた物資について、詳細はこちら
能登半島地震の被災地にご寄付をお願いします
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