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2020/07/08

【令和2年豪雨】孤立続く球磨村神瀬・一勝地へ物資と医療支援

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「120メイヒナン(120名避難)」

7月5日、熊本県球磨村の神瀬保育園の園庭に、120人が避難していることを示す白い文字が、上空から確認されました。

この日、Civic Forceを含む空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は、人吉市の避難所立ち上げ支援や緊急支援物資の配送に尽力していましたが、同時に、孤立した神瀬地区の保育園関係者と連絡を取ることができ、状況を確認。約70人が避難している保育園では、孤立した状態が続き、食糧等物資の不足や不調を訴える人が増えているとの情報を聞きました。

そして、7日早朝、医師を含む医療支援チームが、陸路で保育園に向かいました。道路は、土砂崩れが起きていたり車での移動が難しく、途中からは徒歩で保育園へ。昼前に到着し、持参できる範囲の物資として、衛生用品や野菜ジュース、豆乳、レトルト食品、米、菓子など2日分を届けました。物資の搬送にあたっては、自衛隊が協力してくれました。

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「孤立状態が続き、とても不安」ー避難者50人を診察

また、医師・看護師ら5人が約50人の避難者の方を診察。そのなかには、すぐに搬送が必要な「要搬送者」の方がいたため、救急車が通行可能な場所まで搬送し、引き渡しを行いました。

医師が診察した避難者の方々は「いつまで孤立した状態が続くのか、とても不安だった」「一気に水があがってきてこわかった」「逃げる途中で怪我をした」と話す方もいて、薬の処方なども実施しました。皆さんのお話を聞きながら、被害状況や支援ニーズを把握したり、心身のケアを行うことも医療チームの大切な仕事の一つです。

在宅避難者へも数日分の物資を配布

このほかARROWSでは、7日、もうひとつの孤立地域、球磨村の一勝地に入り、要請のあった高齢者生活支援センターに、水や食糧、オムツなどの緊急支援物資を届けました。

一勝地は、人吉市から1時間ほど林道を車で走った先にあり、大半のルートが通行止めの状況で、地域の土地勘のあるボランティアの方と一緒に陸路で入りました。避難者80人ほどが生活する高齢者生活支援センターには、自宅が浸水した方がほとんどで、ニーズの聞き取りも行い、次の物資支援の準備を進めています。一勝地に入ったチームは、近隣の田代・松舟地区などで自宅避難を続ける70世帯約150人に1〜2日分の食料品を届けました。

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なお、ARROWSでは避難所の運営支援や物資搬送の準備も続けています。

本日8日は、空の状況を確認しながら、ヘリで孤立地域に入り、数日分の食糧提供や医療支援などを予定しています。

私たちの活動は多くの皆さまに支えられています。Civic Force(市民の力)で一緒に被災地を支援してください。