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被災地を支援する NPOパートナー協働事業

ニュースレターVol.27 発行 ー次の大規模災害に備えて

「人を助けられる人になりたい」

気候変動の影響で、短時間豪雨や大雨の増加、台風の強大化など雨の降り方が変わりつつあります。Civic Forceは、これまで11年以上にわたり災害時の緊急支援活動を続けてきましたが、近年、出動の回数が増え、地球温暖化の影響を肌で感じています。温室効果ガス減少の目標を達成するために世界中で様々な対策が取られていますが、残念ながらすぐに災害をなくすことは難しいかもしれません。しかしながら、「備える」ことで、大切な人や財産を守り、地域へのダメージを最小限に抑えることは不可能ではないと考えています。

私たちは今、「平時の備え」の取り組みに力を入れています。今年3月と5月、日本プロ野球選手会と連携して、災害の多い九州で体験型イベント「みんな DE 防災」を開催しました。また、6月には佐賀県の中学校から依頼を受けて、「災害にそなえよう、生き抜くために」と題した出前講座を実施。全校生徒ら約60人が参加し、クイズを交えながら災害救助の現場やCivic Forceの活動について話したほか、災害時のドローン活用方法やロープを使った避難・救助訓練など実演を交えたワークショップを実施しました。

こうした「平時の備え」の活動の一環として、7月1日には企業のモノ・サービスと支援団体をつなぐマッチングプラットフォーム「Good Links」をリリースしました。今号のニュースレターでは、Good Links誕生の背景や仕組みについて解説するとともに、昨年夏の被害から1年が過ぎた熱海土石流と佐賀豪雨の被災地の”今”についてお伝えします。

Civic Forceニュースレターは、寄付者の皆様に被災地での支援活動や被災した地域の「今」をお伝えするために発行しています(年3〜4回)。なお、月に1回程度お届けしているメールマガジンをご希望の方は、こちらからお申し込みください。

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