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新型コロナウイルス感染症 マスク支援プロジェクト 感染症対策

「日本の皆さんに感謝!」―N95マスクと医療用手袋を上海の病院に配布

中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Civic Force(シビックフォース)は「空飛ぶ捜索医療団 ARROWS(アローズ)」の一員として、緊急支援活動を開始しています。

ARROWSは本日1月31日、中国にN95マスク、医療用防護服、医療用使い捨て手袋、フェースカバー、医療用帽子など※約10アイテムを輸送します。※医療用防護服、医療用帽子、医療用使い捨て手袋、長靴、フェースカバー、消毒剤、防護 ガウン、防塵マスク、医療廃棄物用ゴミ袋、採血セットなど

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ARROWSのスタッフ 1 名が、春秋航空上海行き(12:30佐賀発)の便で上海まで輸送し、上海空港到着後は、一般社団法人国際医療福祉機構と現地パートナー団体の公羊会などを通じて、上海の复旦大学(Fudan University)附属病院、武漢市と上海市の病院などに物資の引き渡しを行います。
 
これに先立ち、ARROWSは1月27日に佐賀空港から中国人スタッフ1名を支援ニーズ調査のため上海に派遣。物資支援の第一弾として本日30日、現地パートナー団体の公羊会と上海市長海病院に、N95マスク1680枚、医療用ラテックスグローブ(医療用使い捨て手袋)1900枚をお届けしました。現在医療品の支援は武漢市が優先されているため、上海の病院では在庫がなくなりつつあったため、病院長は「日本のみなさんにぜひ感謝の言葉を伝えてください。本当にありがとうございます!」と笑顔を見せてくれました。
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また、中国で活動中のスタッフは、本日上海市内の薬局をまわり、医療物品の在庫状況を調査。マスクと消毒用品は売り切れの状態で、高いニーズがあることを改めて確認しました。また、レストランは90%以上が営業禁止とされ、31日からはコンビニとスーパーマーケットも閉まる可能性が高まっています。

今回輸送する物資はアジアパシフィックアライアンス(A-PAD)が感染症対策として佐賀空港倉庫に備蓄していた物資の一部で、今後も必要に応じて提供する予定です。
なお、中国現地での活動にあたっては、日本にいるARROWS医師2名が専門家として調査内容の策定や調査結果の分析を続けています。派遣スタッフの感染予防のため、派遣前後にはARROWS医師より新型コロナウイルスの特徴やその他のウイルスとの違い、今回の感染経路、死亡率などの基礎情報、万が一感染の疑いがみられる場合の対処方法などについて指導するなど、衛生管理を徹底して行っています。さらに、現地の治安情勢に関する情報収集も続けています。帰国にあたっては前後の体調確認にも十分に注意します。また、日本での感染拡大を引き起こさないよう細心の注意を払ってまいります。
 
新型コロナウイルスによる肺炎の流行を食い止めるため、あらゆる力を結集し、一人でも多くの命を救う取り組みが求められています。皆様のご支援をお願い申し上げます。
 

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