被災地発! 危機をもう一度乗り越えるために
「台風から半年。復興はまさにこれから、というときに…」
「見えない脅威にさらされ続け、ストレスが蓄積されていく状況は、"災害後"と重なる」
「長期化すればするほど、心のゆがみや運動不足が深刻化し、その予防が急務」
「被災の経験・つながりを生かして、今こそできることがある」
ーー新型コロナウイルスの感染が広がる中、日本全国の被災地から寄せられた声の一部です。
災害支援を専門とするCivic Force(シビックフォース)は、2009年の設立以来、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨、北海道地震、九州豪雨、台風19号など日本全国の災害被災地において約70団体のNPOと連携。独自の復旧・復興支援プログラム「NPOパートナー協働事業」を通じて、さまざまな視点から被災地の復旧・復興を後押ししてきましたが、それらの被災地では、いま新型コロナウイルスによるダメージがより一層深刻で、緊急の対策が求められています。
他方、全国各地の被災地では、かつて被災を経験したからこその強い危機感をもって動き出している団体やコミュニティーがあります。例えば、東日本大震災と台風19号両方の被害をうけた岩手県や宮城県には、休業・休校・救援などの影響を受ける地域の子どもや親たちの居場所づくりを始めたNPOがあります。また、北海道地震の被災地では、家庭で過ごす子どもたちへの遊び・教育支援プロジェクトがスタート。熊本地震や九州北部豪雨の被災地でも、梅雨に備えた防災や感染症対策、DVや犯罪から被災者を守る支援など、それぞれの場所で「3密」を避けながら、工夫に満ちたさまざまな取り組みが実施されています。
前代未聞の危機を乗り越えていくため、Civic Forceはこのたび被災地発の取り組みをサポートするプロジェクトを立ち上げました。これまで培ってきた災害支援のネットワークとノウハウを生かして、新型コロナウイルスと闘う、被災地発の取り組みを支援していきます。連携団体の活動内容は追っておしらせしますが、大きなダメージを受ける被災地に、皆様の力をもう一度貸してください。
新型コロナウイルス感染症支援活動にご寄付をお願いします
最新記事
カテゴリで探す