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令和5年 能登地震 NPOパートナー協働事業

【地震から7カ月】個別訪問や建物修復相談会を通じて生活再建を支える

2023年5月5日の奥能登地震から7カ月が経ちました。

あの日、石川県能登地方で震度6強を観測する地震があり、最北端の町、珠洲市で多くの建物が被災しました。

10月までに4,108件の罹災証明が申請され、住宅の解体や再建が進んでいます。Civic Forceは緊急支援活動と並行して、7月から「NPOパートナー協働事業」を開始し、被災地NGO恊働センターと連携してコミュニティの衰退を防ぐ取り組みを続けています。被災地NGO恊働センター代表の頼政良太さんに、現在の被災地の様子や現在の活動内容、これから必要な支援について聞きました。



これまでに20軒の被災住宅を訪問。経済的な理由や多忙を極める大工や工務店に遠慮して未だ手付かずの被災家屋もある

発災後、余震が続き、さらに多くの建物の倒壊や雨漏りなどが予想されたため、建物の修復支援の視点で珠洲市に入りました。東日本大震災以後、公費による建物解体の適用が復活しましたが、近年の水害被災地では直せば使い続けられる建物が安易に解体されるケースが多発しています。

私たちは、珠洲市で建物の修復技術の普及を図る建物修復支援ネットワークや珠洲市の地域包括支援センターなどと連携し、被災住宅の個別訪問や住まいの修復相談会などを通じて、専門家の知見や過去の被災事例など最適な情報提供を行っています。そして、被災した人々が暮らしの再建を諦めることなく歩んでいけるようサポートしています。

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