ニュースレターVol.36発行 ー「避難所生活のニーズと課題に向き合う」
岩手県大船渡市で2025年2月26日、大規模な山林火災が発生しました。市の面積の1割にあたる約3,370ヘクタールが焼失。1人が亡くなり、住宅90棟を含む226棟の建物が被害を受けました(大船渡市発表)。市内には一時12カ所に避難所が開設され、最大1,249人が避難。発災から41日目の4月7日に鎮火しましたが、 その後も2カ所の避難所で60人近くが身を寄せていました。5月末、仮設住宅の完成とともに全ての避難所が閉鎖されましたが、一人一人のニーズが見えにくくなる分、今後も寄り添った丁寧な支援が必要とされます。
Civic Forceは2011年の東日本大震災で被災した大船渡市が再び被害にあったとの情報を受けて、被災地へスタッフを派遣。山林火災における緊急出動は初の挑戦でしたが、物資支援や避難所集約時の撤収・移設のサポート、布団の乾燥支援など避難所の環境改善に努めました。
今号では、2月末から続けてきた山林火災の被災地支援活動についてご報告するとともに、2024年の能登半島地震・豪雨の被害で復旧・復興の途上にある奥能登と東北地域で実施中の「NPOパートナー協働事業」の最新情報をお伝えします。
Civic Forceニュースレターは、寄付者の皆様に被災地での支援活動や被災した地域の「今」をお伝えするために発行しています(年3〜4回)。なお、月に1回程度お届けしているメールマガジンをご希望の方は、こちらからお申し込みください。
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