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東日本大震災 NPOパートナー協働事業 子ども

「生き抜く力」を育てる次世代育成プロジェクト

Civic Forceの東日本大震災「NPOパートナー協働事業」では、被災した地域で活動する様々なNPOと連携し、震災後のコミュニティづくりをサポートしています。岩手県釜石市で活動する一般社団法三陸ひとつなぎ自然学校もパートナーの一つです。

三陸ひとつなぎ自然学校のビジョンは「地域のために立ち上がり、挑戦するが多いまち、釜石」。Civic ForceのNPOパートナー協働事業では、2019年の台風19号、2020年の新型コロナウイルス緊急支援事業で連携。2020年10月から東本大震災支援で協働し、若者の地域参画や防災教育など次世代育成プロジェクトに力を入れています。

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三陸ひとつなぎ自然学校代表の伊藤 聡さんからのメッセージです。

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本大震災の直後、釜石市を拠点に支援活動を開始し、地域内外をつなぐボランティアコーディネートの役割を果たしました。その後も遊び場を失った子どもたちの居場所づくりやボランティアツーリズムの推進など、地域の々が挑戦し続けられるまちづくりを目指して活動しています。

2016年や2019年の台風災害では、本大震災の経験やネットワークを生かし、全国のボランティアによびかけて復旧支援に取り組みました。2020年のコロナ禍においては、地域の企業や医療機関連携して感染対策を徹底し、いち早く子どもたちの遊び場づくりに尽力しました。本大震災以降、行き場を失ったこどもたちが急に泣き出したり他者に攻撃的になったり、様々な形で心身に影響があったこを思い出したからです。

Civic Forceとの連携事業(東日本大震災支援事業)では、若者の「地域参画」と「防災教育」を掛け合わせた、釜石らしさに溢れた次世代育成モデルの確立を目指しています。 "防災教育"は単に災害から身を守るだけでなく、その後の復旧活動や復興まちづくりに立ち向かう人材育成までを含めて考える必要があります。そのためには若者が地域と関わり、自身が住む地域とのつながりを感じ、地域課題を自分ごととして捉えられるようになることが大切です。連携事業では、津波でダメージを受けた海浜環境を再生するプロジェクトや釜石の高校生による防災・伝承活動グループ「夢団〜未来 へつなげる ONE TEAM」運営サポート、中高生向けのキャリア教育プログラム「夢探しプロジェクト」など様々なプロジェクトを通じて、子どもたちの生き抜く力を育てていきます。

p10Sanriku_Ito.JPG「どんな状況下でもできるこはある」伊藤さん

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