【岩手・大船渡 山林火災】「お茶っこ」で話す、聞く、つながる
2月26日に発生した大船渡市の山林火災は、12日目となる3月10日、全地域で避難指示が解除されましたが、全壊した76棟を含む102棟が被害を受け、引き続き市内2カ所の避難所に60人近くの人が避難しています。避難所以外にも130人以上が親戚や知人宅などで避難生活を送っており、県は大船渡市からの要請を受けて、三陸町綾里地区に30戸、赤崎町蛸ノ浦地区に10戸の応急仮設住宅を建設中。5月上旬に完成する見込みです。
被災した地域の復旧・復興はまさにこれからで、地域のつながりを維持しながら生活を再建していくことが大きな課題です。

3月21日夕方、「支援団体間ネットワーク会議(主催:いわてNPO災害支援ネットワーク)」が市内で開催され、支援団体や社会福祉協議会、行政の関係者などが集まりました。この会議は、支援団体間の情報共有を進め、支援の重複や漏れを防ぐために実施されるもので、この日は約20団体・組織が参加。Civic Forceスタッフも参加し、連携団体のピースウインズ・ジャパンと協力して続けてきたこれまでの支援活動の内容や今後の方針、住民さんから拾った声などを報告しました。

また、22日午後、避難所となっている綾姫ホールで「お茶っこ」開催のお手伝いをしました。少しでもほっとした時間を過ごしてもらえるよう、淹れたてのコーヒーを提供。大船渡市でコーヒー豆の生産・販売を行う「moku coffee」や館長さんと協力し、避難所で生活する人だけでなく、火災の被害にあった綾里の住民の方にも声をかけ、30人ほどが参加しました。

参加した方の中には、山林火災で自宅が全焼したものの、乳幼児がいるなどの事情で避難所での生活を選べず、仕事場や知人宅などで寝泊まりを続けている人もいるとのこと。お茶会の開催をきっかけに、見えにくい避難所以外の被災者の方々の暮らしも垣間見え、引き続き地元の方と連携しながら、移り変わるニーズを把握し、適切な支援につなげていきます。

同日、もう一つの避難所となっている福祉の里センターを訪問し、ニーズを調査。以前に届けたイチゴやハンドクリームなどの物資が好評で、特に東日本大震災以降、継続的にご協力いただいているロクシタンのハンドクリームやショッパーバッグ、エコバッグなどは女性や若者にとても喜ばれたとのこと。「季節の変わり目で肌が荒れていたから助かる」「家が全焼し、将来の見通しも立たず落ち込んでいたが、オシャレなデザインで気分が上がった」などの声をいただきました。

引き続き皆さんの声を聞きながら、一人一人の“元気”につながるような支援を届けていく予定です。
■三井住友銀行 青山支店 普通 口座番号7086642
■ゆうちょ銀行 口座番号00140-6-361805 (通信欄に「大船渡 山林火災」と明記ください)
口座名義は上記いずれも公益社団法人Civic Force シャ)シビックフォース
※指定寄付のうち、15%を上限に運営費として活用し、残り金額はすべて事業費にあてさせていただきます。

「物資・サービス一覧」に掲載中で提供者が「Civic Force」の物資について、災害救助法が適用された岩手県大船渡市で活動する団体への無料配送を行っています(2025年5月31日まで)。
災害支援の分野で継続的に活動を行っているNPO法人、任意団体、社会福祉協議会などの非営利団体がご利用いただけます。必要な物資のリクエストも受け付けています。いただいたリクエストをもとに「Good Links」で寄付を募集いたします。詳しくは、事務局までお問い合わせください。
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