【A-PAD】8/29 スリランカで国際シンポジウム開催 テーマは「津波」
Civic Force(シビックフォース)の姉妹団体、一般社団法人アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)の国際シンポジウムが8月29日、スリランカで開催されます。オンラインでも同時配信予定です。皆さんのご参加をお待ちしています!
スリランカのコロンボで開催されるA-PADスリランカ主催の国際シンポジウム。今回のテーマは「津波」。2004年のスマトラ沖大地震・津波から20年という節目の年に、A-PAD加盟6カ国の代表者やスタッフらが参加します。後半のパネルディスカッションには各国から津波や防災の専門家が集結。日本からのスピーカーとして、Civic Force「NPOパートナー協働事業」のアドバイザーを務めるNPO法人森は海の恋人(宮城県気仙沼市)の畠山信さんも登壇します。
「アジアパシフィック アライアンス(A-PAD)」は2012年10月、インドネシアのジョグジャカルタで開催された「第5回アジア防災閣僚級会合」のプレ・カンファレンスの場で初めて正式発足を宣言しました。
設立のきっかけはその3年前に遡ります。近年頻発するアジア太平洋地域の災害に備えて、2009年4月、Civic Forceが中心となって、広島で災害支援の専門家を招いた会議を開催。それまで課題となっていた被災国内での支援の受け皿不足などを解消するため、行政・企業・NGOが協働して災害支援を展開する意義に着目し、日本のジャパンプラットフォームの例を学び、2013年までに連携体制を構築する目標を共同採択しました。その後、Civic Forceのスタッフが、各国を訪問しながら災害援助関係者間のネットワークを強化。東日本大震災発生から半年後の2011年9月には東京・国連大学ビルでインドネシア、韓国、フィリピン、スリランカなどの災害支援NGOネットワークや経済団体の代表者、政府関係者が一堂に会する「アジア太平洋災害支援サミット」を開き、民間による支援のあり方について協議しました。
単にゆるやかなネットワークではなく、経済界のリーダーやNGO災害支援ネットワーク代表者などがすぐに連絡を取り合い、緊急時に資金と情報を迅速かつ効果的に提供し合える事前の合意に基づく相互支援型の体制を構築しよう――数回にわたる準備会合を通じて、各国のナショナルプラットフォーム関係者とともに目標を共有し、アジアパシフィック アライアンスが有効に機能するよう準備を進めてきました。
2024年8月現在、A-PADには日本を含む6カ国が加盟。各国独自の官民連携プラットフォームの仕組みが構築され、災害時に連携して被災地に支援を届けています。
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