体験型イベント「みんなDE防災 × 選手会ファンド」@福岡県北九州市
Civic Force(シビックフォース)は、5月8日、本プロ野球選手会・北九州市軟式野球連盟主催の「キャッチボールクラシック」(※)に合わせて、防災イベント「みんな DE 防災 × 選手会ファンド」を福岡県北九州市の本城公園で開催しました!
当日は地元野球チームに所属する小学生の子どもたちが、地元企業・団体のブースで心肺蘇生学習や防災クイズなどを通して防災や災害時に使えるスキルなどを学びました。また子どもたちに楽しく防災について学んでもらうため、ブースを回ってミッションをクリアすると参加賞がもらえたり、野球グッズがあたる抽選会に参加できるスタンプラリーも行いました。
日鉄エンジニアリングのブースでは、非常時に何が必要かを学んでもらおうと、ストラックアウトで的を当てると防災グッズのカードがゲットでき、3つ集めるとスタンプがもらえるミッション。
得意分野のゲームに子どもたちは駆け出して参加し、カードで災害時にはどんな持ち物が必要なのかを学びました。
シビックフォースの参画する「空飛ぶ捜索医療団ARROWS」のブースでは、災害救助の現場を知ってもらい、スキルを学んでもらうため、レスキュー隊員がロープワークを子どもたちにレクチャー。
隊員の手つきを真剣に追いかけながら、子どもたちがレスキュー時にも使えるロープワークを体験しました。
Civic Force&北九州市軟式野球連盟のボランティアによるブースは、災害時だけではなく日常でも役立つスキルを学んでもらおうと、心肺蘇生法とAEDの使い方学習。
少し緊張した様子の子どもたちも、しっかりとした手つきで心肺蘇生を体験していました。
福岡県トヨタ販売店グループのブースでは、給電機能付き車両を展示。避難所などでの生活を仮定して、さらにその車両からの電気でウォーターサーバーを動かし、冷たい水を飲んだり、非常食のおかゆにお湯を入れる体験を行いました。
北九州市によるブースでは、防災や災害の知識を学んでもらおうと○×形式の防災クイズを行いました。
チームメイトと一緒に真剣に悩みながら、子どもたちは元気に回答していたほか、非常用トイレなども展示しました。
花王によるブースでは、災害時の生活を疑似体験してもらおうと「どこでも袋でお洗濯」キットを使って、少量の水で靴下などを洗濯。子どもだけではなく保護者も興味深く体験を見られていました。
全てのブースを回ると、「全部できた!」「おもしろかった」などと話しながら、子どもたちは受付で日清食品に提供いただいた防災冊子「食のそなえブック」とカップヌードルを受け取りました。最後には防災グッズや野球グッズなどが当たる抽選会に参加し、野球を通じて子どもたちが防災や災害について考える1日となりました。
ご参加いただいた皆さま、スタッフ・ボランティアの方々、ありがとうございました!
Civic Forceでは、防災、緊急時の支援活動などを迅速に行うため、日本プロ野球選手会と連携して「選手会ファンド」を立ち上げました。今後も防災イベントや啓発活動、災害時の支援等を行っていきます。
(※)日本プロ選手会がキャッチボール普及のために考案し、9人1組のチームが2分間で何回キャッチボールができるか、キャッチボールの正確さとスピードを競うゲームです。2011年の東日本大震災をきっかけに福島県で始まり、その後、2012年に東北大会、2013年には全国大会へと拡大し、今では国内60以上の会場で毎年開催されるまでに広がっています。
最新記事
カテゴリで探す