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緊急即応体制を創る 企業連携 物資支援 Disaster Relief Hub

相模原市にAmazon「Disaster Relief Hub」開設、物資選定で協力

神奈川県相模原市のアマゾンフルフィルメントセンター(FC)内に、災害支援物資の保管拠点「Disaster Relief Hub」が開設され、9月28日に開設発表会が開催されました。Civic Force(シビックフォース)の根木佳織代表理事ら2人が出席ししました。
神奈川県相模原市にあるAmazonフルフィルメントセンター内に開設されたDisaster Relief Hubは、災害支援物資を保管し、自然災害により被災した人々へ迅速かつ効率的に支援物資を届けるための拠点です。今年5月に開設された兵庫県尼崎市のフルフィルメントセンターに続いて国内2拠点目で、東日本エリアでは初の開設となります。

相模原市のDisaster Relief Hubは、シビックフォースおよび特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、相模原市役所など、地域コミュニティとの連携により運用されます。Disaster Relief Hubには、モバイルバッテリーやドライシャンプーなど約50種類、合計約1万5000点の生活必需品を保管していますが、
支援物資の選定にあたり、シビックフォースは、これまでの災害支援の経験から、過去にニーズが高かった物資などの情報を提供しました。
シビックフォースの根木代表理事は、「私たちが取り組む企業、行政、市民団体の連携で災害直後に必要な支援を必要なひとに必要なタイミングで届けるしくみづくりに、Disaster Relief hubがはたす役割は大きくとても期待している」と話しました。



そのほか、設立発表会登壇者の方のコメントは以下の通りです。

アマゾンジャパン合同会社 相模原フルフィルメントセンター サイトリード瀧川匠さん:

「地域貢献活動の一環として、Amazonのオペレーションや配送を活用し、自然災害への対応を支援させていただいています。災害支援を専門とするパートナー団体様とともに、日本全国25カ所以上のフルフィルメントセンターと50カ所以上のデリバリーステーションのネットワークを用いて、支援を必要とする方々へ、迅速で信頼性が高く、そして安全に支援物資をお届けしていきます。相模原市のフルフィルメントセンターに設置されたDisaster Relief Hubは、東日本初のDisaster Relief Hubであり、日本全国の災害対応を支援いたします」
相模原市長 本村 賢太郎さん:
「相模原市では、「誰一人取り残さない」という視点で防災や減災に取り組んでいます。本市の防災力を高め、被災者一人ひとりに寄り添った支援を行うためには、市内の事業者の皆様とより一層の協力体制を築くことが大変重要だと考えています。この度の連携による、平時の定期的な意見交換や合同訓練の実施などを通じ、本市の防災対策をより実効性のある取組として進化させるとともに、指定都市としての広域的な災害支援の役割を果たしてまいります」

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