【ARROWS】南海トラフ地震に備えて「多機関連携災害時医療救助訓練」に参加
12月16日・17日、広島県で開催された空飛ぶ捜索医療団ARROWSの「多機関連携災害時医療救助訓練」に参加しました。
Civic Force(シビックフォース)が参画するARROWSは、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト。東日本大震災以降、ほぼ全ての国内外大災害に出動し、多くの被災者の方々を支援してきました。多機関連携災害時医療救助訓練は年に一度開催され、今回で4回目。レスキューの現場と野外病院での診療や治療などの訓練をリンクして行う全国でも珍しい取り組みで、大学やDMAT、消防、企業、NGO、学生など、50を超える機関が参加しました。
今回の訓練は、中国地方山間部の戸或町(仮想)でマグニチュード7.8の断層型地震が発生し、周辺地域で甚大な被害が及んだ想定で実施。神石高原町や広島県からの依頼を受けて、帝釈峡スコラ高原コスモドームに野外病院を設営、ヘリコプターや車両で運ばれてくる約50人の傷病者を診療する想定です。野外病院には、WHOの提唱するフィールドホスピタル(野外病院)の基準に基づき、応急処置のできる処置室やレントゲン設備を配備しました。
また、今後の海外での活動や災害時の連携を見据えて、Civic Forceが加盟するアジアパシフィック・アライアンス(A-PAD)のA-PADフィリピンやフィリピン医療協会副会長、台湾の医師・看護師(衛生福利部桃園醫院/NPO法人台湾災害医療チーム発展協会)らも参加しました。海外からの一部の参加者は、本訓練ではプレイヤーとして活動。大規模災害発生時に海外チームとスムーズな連携が組めることを目指します。
<佐賀県ふるさと納税クラウドファンディングご協力のお願い>
▼被災地にいち早く医療と支援を届ける!「空飛ぶ捜索医療団」の活動を応援してください
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2337
目標額150万円、12月31日まで。
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