【石川県能登地方地震】発災から1カ月。心身の不調が起こりやすい今、必要な支援とは
Civic Forceが参画する空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の緊急支援チームは、発災翌日の2023年5月6日午前、特に被害が大きいと予想される石川県珠洲市内に到着し、これまでに物資支援や避難所整備、保健医療調整本部(正式名称:珠洲生活サポート部会)の立ち上げ支援などを行いました。
ARROWSの医療チームは、これまで各避難所や被害のあった地域などを周り、地域の自治体などと連携しながら支援が必要な高齢者の戸別訪問を継続し、孤立化を防ぐ取り組みを続けています。
被害が大きかった珠洲市では、2年半前から群発地震が起きており、高齢化率は5割を超え、約5800世帯中772棟(13%)の住家が被害を受けました。また今も余震が続く中、梅雨に入って台風や豪雨の被害も心配されます。発生直後、高齢で避難所に行けない人が多かった中、ARROWSはいち早く在宅避難者へのサポートを開始し、自治体な地域内外の支援団体と連携し、地域の声をしっかり受け止め、寄りそった取り組みに努めてきました。避難所はすでに閉鎖されましたが、戸別訪問を続けています。
なお、発災からもうすぐ1カ月が経ちますが、度重なる地震や台風の影響で、被災した人は今も不安を抱えながら生活しています。個人差はありますが、発災から1週間〜1カ月は、過労や過重なストレスにより心身の不調が起こりやすくなる時期です。頭痛や腰痛、睡眠の問題などが生じたり、不安や抑うつ感、喪失感を感じたり、「恐怖感がよみがえる」という人もいます。
Civic Forceでは引き続きARROWSの一員として被災した人々をサポートするとともに、地域の人々に寄り添いながら活動する地元団体などをバックアップする「NPOパートナー協働事業」の開始に向けて準備を進めています。
https://bokinchan3.com/civicforce/donation/bokin/page2.php?pm_type=card
・三井住友銀行 青山支店 普通 7027403 |
|
・ゆうちょ銀行 00140-6-361805 公益社団法人Civic Force(シャ)シビックフォース)※通信欄に「能登地方地震」と明記ください |
最新記事
カテゴリで探す