【MOVIE】津波に耐えた種を育てる再生の物語 〜根浜ハマナスプロジェクト
今春、岩手県釜石市鵜住居町の根浜シーサイド前で、地域の象徴花「ハマナス」の種まきが行われました。
ハマナスとは、バラ科の落葉低木で、初夏に濃いピンク色の花を咲かせ、ジャムや茶など食品に加工されるほか、花は香水の原料や漢方薬になります。震災前、約1.3キロの砂浜があった根浜海岸にはハマナスの群生が見られましたが、津波で砂浜が流失。ハマナスやハマボウフウ(セリ科の多年草)など多くの海浜植物が失われました。そこで、震災直後から地域住民が中心となって、松林や海浜植物を再生させる取り組みを開始。現在、地域の融資によって設立された「根浜ハマナスプロジェクト実行委員会」が中心となって、津波に耐えたハマナスから採取した種を植えて育て、根浜地域をハマナスの花でいっぱいにすることを目指して活動しています。
2021年創設。ハマナス再生の取組を通して、「自然と共に生きる、根浜らしい持続可能な地域づくり」に貢献する活動を展開しています。
<これまでのあゆみ>
(本プロジェクトは化粧品メーカー、ロクシタングループの支援によって実現し、Civic Force東日本大震災「NPOパートナー協働事業」の一環として実施しています)
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