【遺贈寄付イベント】私にもできる終活と社会貢献
近年、「自分が亡くなった後、これまでに築いた財産をどうしようか」、「故人の遺産を社会のために役立てたい」と遺贈(遺言によるご寄付)や相続財産などのご寄付を検討される方が増えています。


この取り組みを多くの方に知ってもらうため、佐賀市立鍋島公民館で9月26日、遺贈寄付や終活、相続に関するセミナーが開かれました。
Civic Force(シビックフォース)をはじめ、鍋島公民館や鍋島校区社会福祉協議会、おたっしゃ本舗鍋島、公益社団法人佐賀未来創造基金、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが共催し、周辺に住む高齢者などを中心に、約30人が参加しました。
第1部では、司法書士の原弘安さんが「私にもできる終活と社会貢献」と題して講演しました。

原さんはその中で、病院や相続に関する自分の大切な情報を1冊にまとめる「エンディングノート」を活用するなど、残された親族が迷わないようにするために行う終活の第一歩を分かりやすく参加者に説明しました。また、社会貢献につながる遺贈寄付を活用することも選択肢の一つであることも伝えました。


第二部では、劇団「子個老癒し隊(こころいやしたい)」の3人が佐賀弁で、時折ユーモアを交えながら「成年後見人」「身元保証人」「寄付(社会貢献)」「相続」「遺言書」「持ち家の処分」「空き家」と言った悩みを寸劇で専門家らにぶつけてアドバイスを引き出していました。

3人の巧みな話術に、笑顔を浮かべながら終活についての知識を深めた参加者は「終活について学ぶのは初めてだったが、とても参考になりました。遺贈寄付も私が関わっている相手にできるのかを検討してみたい」と話すなど、実りのあるものとなったようです。
Civic Forceでは、遺贈、相続財産などのご寄付を検討されている方からの相談を承っております。また、希望の方には遺贈寄付冊子をお届けしています。 ※税関連のご相談は専門家にご相談ください。 ※送付をご希望の方は info@civic-force.org にご請求ください。

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