みんなDE防災×キャッチボールクラシック@秋田県大館市、開催!
10/1、秋田県大館市のニプロハチ公ドームで「みんなDE防災×キャッチボールクラシック」が開催されました。
2021年に日本プロ野球選手会と設立した災害支援の取り組み「選手会ファンド」の活動の一環として、Civic Forceでは防災ベント「みんなDE防災」の運営を担当。地元野球チームの子どもたち115人を含む、188人が参加しました。
今回はキャッチボールの正確さとスピードを競うゲーム「キャッチボールクラシック」が行われる傍らで開催しました。
みんなDE防災は、子どもたちに体験を通じて防災を学んでもらうことをテーマに、自治体や消防、企業による6つのブースを回るスタンプラリーイベント。各ブースに設けられたミッションに、楽しみながらも子どもたちが真剣に取り組みました。
「防災クイズに挑戦しよう」ブースでは、大館市危機管理課による防災クイズに子どもたちが頭を悩ませたほか、大塚製薬による災害対応型自販機を体験。普段身近な自販機から、停電時に手動で商品を取り出す仕組みに歓声があがっていました。
「新聞紙で防災グッズを作ってみよう」ブースは、秋田魁新報が新聞紙で防寒着などの作り方を子どもたちに教えました。中には作った防寒着を気に入り、そのまま着用しながらほかのブースを訪れる子どもたちも見られました。
「ハザードマップ&コンタクトレンズを学ぼう」ブースでは、大館市内のハザードマップを見て自分の生活エリアを確認しました。またブースを企画したジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループにより、災害時の持ち出しグッズになることも多いコンタクトレンズについて学びました。
「心肺蘇生&AEDの使い方を学ぼう」ブースでは、大館市消防本部の職員から指導を受け、人形を使って胸部圧迫などを子どもたちが実践。思ったよりも体力のいる処置に、子どもたちが「頑張れ」と大人たちからの声援を受けて取り組みました。
「移動型発電シェルターを体験しよう」ブースでは、太陽光と風力で発電できるコンテナ収納移動型独立電源エヌキューブ
を体験。メーカーであるNTNスタッフから、災害による停電時などにどんなことができるのかを子どもたちが学びました。
「子ども防災教室」では、大館市消防団こまちっ娘隊が、地域に身近な消防団の活動についてクイズ形式で紹介したほか、新聞紙で災害時に足を守るスリッパ作りなどを子どもたちに教えました。
各ブースで押してもらえるスタンプを6個集めると、最後に子どもたちは参加賞を受け取りました。また最後にはサイン入り野球グッズが当たる抽選会を実施。ボールやTシャツが当たるたびに子どもたちや保護者から歓声があがりました。
Civic Forceとプロ野球選手会が設立した「選手会ファンド」は、情報発信力や災害支援経験など互いの強みを活かし、日頃から災害に備えることで、防災や減災に繋げ、災害時はいち早く支援を届けるべく活動しています。
今後も「災害への備え」について呼びかける活動を行います。
■選手会ファンド
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