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アジアに展開する

2012/12/15

【フィリピン台風支援 レポート4】支援が遅れがちな山間部にも配布

フィリピン政府によれば、12月4日にフィリピン南部ミンダナオ島を直撃した台風24号の影響で、14日までに死者900人以上、行方不明者930人以上、負傷者2700人以上の被害が出ています。
フィリピン・ミンダナオ島に派遣されているCivic Forceスタッフは、最も大きな被害を受けた東ダバオ州のバガンガで、14日から、現地NGO団体「CDRC(Citizens’Disaster Response Center)」や地元NPO、ボランティア、ピースウィンズジャパン(PWJ)などと協力して、緊急物資の配布を行いました。(これらの活動資金は、ジャパン・プラットフォームの助成金も含まれています)
 
14日は先行して到着したPWJの600世帯分の物資配布を開始し、15日からは2チームに分かれてCivic Forceの物資600世帯分を配りました。緊急支援物資の内容は、食糧、鍋、水を 汲める小さなポリタンク、洗濯をする際に必要なバケツ、仮の家をつくるためのビニールシートなどで、世帯ごとに配れるよう事前にパッケージにして手渡しました。配布に当たっては、地元ボランティアとともに、車両で地域をまわり、車両で行けない山間部の村などに対しては、地域のリーダーに物資を取りに来てもらいました。
 
現地に派遣されているスタッフの報告によれば、「バガンガは、竜巻が通った後のような風景が広がっていて、視界に入るものはほとんど壊れている」とのこと。道沿いの木々も台風の強風になぎ倒され、電気などのライフラインも止まっている状態です。被災した人々は学校や道端などで野宿をしており、現地の“リージョナルスタッフ”も、野宿をしながら支援活動に当たっています。
 
バガンガでは、腸の病気が発生し、すでに感染症で亡くなった人も出ています。被災地の生活状況、衛生状態の改善と一日も早い復旧・復興のための活動へのご支援をよろしくお願い致します。

 

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Civic Forceではスタッフ派遣と合わせて、皆様からのご寄付を募っています。23万人もの人々が被災したフィリピンの台風支援に対して、皆さまのご支援を賜りたく、指定寄付口座をご案内致します。

■三井住友銀行 青山支店 普通 7027403   公益社団法人Civic Force(コウエキシャダンホウジンシビックフォース)

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