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2019/12/11

【お知らせ】ニュースレターVol.19発行ー台風19号から2カ月

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2019年も残すところ、あとわずかとなりました。

「災」(「今年の漢字®」日本漢字能力検定)と表現された2018年に続き、今年もまた度重なる大きな自然災害が私たちの日常を襲いました。8月の九州北部豪雨、9月の台風15号、そして10月の台風19号、21号…。激甚災害および非常災害に指定された台風19号の被害は、死者・行方不明者99人、倒壊・浸水などの住宅被害31都府県91,000棟以上に及びます(12月2日時点、内閣府)。避難所で生活する人の数はピーク時に比べ徐々に減っていますが、「プライバシーがない」などの理由で浸水した自宅の2階などで生活する“在宅避難者”は相当数います。しかし、その数や生活の実態は把握されておらず、具体的な支援策は十分ではありません。
 
台風は地震と違い、ある程度の予測が可能です。それでも今回の台風被害は広範囲に及び、各地でさまざまな混乱が生じました。
 
Civic Forceは、発災前からパートナー団体と緊急支援チームを結成し、情報収集を開始。発災翌日には、ヘリや航空機などで上空から被害状況を確認し、まず長野市内の病院に取り残されていた患者らを近隣病院に搬送するミッションに貢献しました。同時に長野県や福島県の避難所などをまわり、必要な物資を調達・配送。企業52社(12月10日時点)が加盟する緊急災害対応アライアンス「SEMA」との連携をはじめ、企業やNPOのネットワークを通じて刻一刻と変わるニーズに対応しています。
 
今号のニュースレターVol.19では、台風19号から約2カ月の緊急支援活動を振り返るとともに、今年から新たに開始した東北支援事業についてご報告します。