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アジアに展開する

2014/04/18

【アジアパシフィック アライアンス】ASEANにおける防災のリーダー育成へ、5月に日本で研修

インドネシアAHAセンター.jpgCivic Forceがアジア各国の災害支援関連団体と協力して2012年10月に設立した「アジアパシフィック アライアンス(Asia Pacific Alliance for Disaster Management)」(以下、アライアンス)は、2月28日から3月3日までの間、アライアンス加盟国であるインドネシア首都のジャカルタにスタッフを派遣しました。

ASEAN地域の防災拠点としての機能を担うASEAN防災人道支援調整センター(AHA センター)を訪ね、AHAセンター・エグゼクティブ・プログラム(ACEプログラム)の参加者プログラムの内容や5月に日本で行われる研修などについて協議しました。
 
ACEプログラムは、日・ASEAN統合基金(JAIF)の元で実施している「ASEAN緊急災害ロジスティック・システム」プロジェクトの一環として実施されているものです。ASEAN10カ国から各国2名の防災拠点職員がAHAセンターで6カ月間の研修を受ける計画となっています。
 
研修ではASEANの防災に係る地域的な仕組み・取り組みに係る講義やロジスティック運営・管理や税関手続き等に関する実地訓練、災害発生時の救援活動、日本での研修に参加します。研修を通して防災に関する知識・能力を身につけ、将来的にASEANにおける防災のリーダーとして活躍する人材を育成することを目的としています。今回の第1回研修にはASEAN7カ国より計13人が参加しています。
 
日本での研修は5月に開催される予定で、Civic Forceも共催団体として参加者の受入れをサポートします。研修では東京での会合のほか、東北視察も実施する予定です。東北では東日本大震災からこれまで、Civic Forceが関わりのある現地のNPOや復興に向け尽力してきた方々と会うことで、実践的な経験を得る機会となることが期待されています。