2014/07/14
今年の夏、同世代の仲間たちと東北の「今」について学び、語り合いませんか?
東北で活動する「一般社団法人くりこま高原自然学校」(宮城県登米市)と「NPO法人森は海の恋人」(宮城県気仙沼市)にご協力を頂き、高校生以上の学生を対象にした体験研修を開催します。
持続可能な平和で豊かな暮らしを創造する人づくりと社会づくりに取り組んでいる「くりこま高原自然学校」。東日本大震災で被災した子どもたちのための復興共生住宅「手のひらに太陽の家」の運営のお手伝い、福島在住の子どもたちと交流を深めます。
また、環境教育・森づくり・自然環境保全・まちづくりを中心に活動を行っている「NPO法人森は海の恋人」では、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた沿岸部が回復する過程や新しいまちづくりについて考えるとともに、森と海と人の生活の在り方を考えます。
詳細は以下をご覧ください。参加申し込みは以下のフォームから申請してください。皆さんのご応募お待ちしております!
■募集対象
高校生、上級学校生(大学、短大、専門学校等)。ただし、東北三県在住者もしくは出身者を優先します。
■プログラム紹介
▼一般社団法人くりこま高原自然学校
活動場所:宮城県登米市
目的:福島在住の子どもたちの保養施設「手のひらに太陽の家」の運営を手伝いながら、新しいエネルギーについて学び安全な社会のあり方を考える。
内容: 「手のひらに太陽の家」にて福島の子どもたちへの自然体験プログラムの実施サポート、自然エネルギー学習。
日時:8/17(日)、18(月)、19(火)の3日間
※手のひらに太陽の家の施設内もしくはテントでの宿泊になります。
定員:3人
集合:8/17 JR一ノ関駅(10:30) (JR東北新幹線/東北本線)
解散:8/19 JR一ノ関駅(12:00頃を予定)
費用:宿泊・食費・保険代等6500円
住所:宮城県登米市登米町寺池辺室山17番地1
地図:http://taiyounoie.org/access
▼NPO法人森は海の恋人
活動場所:宮城県気仙沼市
目的:被災した気仙沼市の沿岸部および海の現状を知り、漁業の再開と新しいまちづくりについて考える。また海をより身近に感じることを通して自然・防災学習を行う。
内容: 自然学習・防災学習、キャンプ体験
日時:8/21(木)、22(金)、23(土)の3日間
※テントでの宿泊になります。
定員:4人
集合:8/21JR 大船渡線気仙沼駅(12:00)(JR大船渡線)
解散:8/23 JR 大船渡線気仙沼駅(14:00頃を予定)
費用:宿泊・食費・保険代等4000円
住所:宮城県気仙沼市唐桑町西舞根133-1
■交通費補助
自宅最寄駅から集合場所までの公共交通機関の使用で最も経済的な経路の往復交通費(1000円未満切り捨て。乗車券・特急券を含む)について、2万円を上限に補助します。(1回限り)
■申し込み方法
下記のフォームよりお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/1bJhmPJ6lEvQPsrJiBeTgsemP1T9fqbPajBAYzH7BzSA/viewform?usp=send_form
■応募締切
2014年7月21日(月)
応募人数が定員を超える場合には応募動機・自己PRにより選考させていただきます。
7月22日(火)頃を目安に選考結果をメールにてご連絡します。
携帯電話のアドレスを登録する場合は、info@civic-force.orgからのメールを受信できるように設定してください。
本件に関する問い合わせは、info@civic-force.orgまで。
シビックフォース
(夢を応援プロジェクト事務局)
▼手のひらに太陽の家
2013年7月、宮城県登米市で福島の子どもたちを受け入れている「手のひらに太陽の家」で交流プログラムを開催しました。宮城県出身の高校生と専門学校生2人が体験滞在。2泊3日にわたって、太陽の家の子どもたちとともに寝食をともにしました。同じく東日本大震災で被災しながらも力強く、楽しく遊ぶ子供たちと触れ合ったり、施設の関係者や保護者たちとの対話を通して、広い視野で現在の被災の現状と復興に向けて考える場となりました。
参加者の声
「将来、小児科で働くのが夢で、子どもたちと接する経験をしたいと思い、太陽の家のプログラムを選びました。初めは不安でしたが、子どもたちのほうから明るく元気に接してくれ、あっという間に仲良くなれました。福島のお母さんや太陽の家の方々と一緒に食事をする中で、太陽の家の環境の良さに驚くとともに、子どもたちもみんな兄弟のように、仲良く遊んでいたのが印象的でした。このプログラムに参加して本当に良かったです。」
▼森は海の恋人
宮城県気仙沼市で実施された「海の男に学ぶプログラム」では夢を応援基金の奨学生3人が、2泊3日のキャンプ生活を体験しました。奨学生3人を受け入れてくれたのは、「自然の“環”から、人の“和”を育てよう!」をキャッチフレーズに、環境教育・森づくり・自然環境保全の3分野で活動するNPO法人森は海の恋人。プログラムでは、海や汽水域で暮らす生物を採取・観察したり、海と森とのつながりについて知る濃密な時間を過ごしました。
参加者の声
「高校の教科書に載っていた森は海の恋人運動の活動のことは、以前から関心を持っていましたが、今回学校の先生に進められた縁で参加しました。実はプログラム期間中に高校の新学期が始まってしまっていますが、公欠扱いの許可を得て、ここに来ることができ、森と海のつながりがよく分かりました。将来は大学の農学部に進学し、農業を学びたいと思っています。畠山重篤さんも言っていたように、広い視野を持って農業を学べる大学生になりたいです」