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被災地を支援する

2014/09/02

【広島土砂災害支援】避難所で足湯活動を展開

photo3_report8 (1).jpg土砂災害の発生から約2週間が経過した広島市。警察や消防、自衛隊、ボランティアなどにより、がれきは徐々に撤去されていますが、道路には巨石や木々、大量の土砂が残っています。安佐北区では避難指示・避難勧告が解除され、一部の住民たちは自宅に帰ることができる一方、家が破壊されたり、道路が通れなかったりと「住める状態ではない」ことから、避難所に残る方も大勢います。避難生活を送る被災者たちは時間が経つにつれ精神的、体力的にも負担が大きく、サポートを必要としています。

Civic Forceはパートナー団体の「被災地NGO協働センター」などを通じて、被災した方々への支援を行っています。被災地NGO協働センターは、阪神淡路大震災や東日本大震災などの被災者支援を通じて築いてきた多様なネットワークと連携しながら支援活動を展開しています。

ボランティアたちと協力し、土砂で埋まった側溝の復旧作業のほか、各避難所を周り、これまでの支援の際に要望の多かった足湯活動などを実施しています。

以下は、同センターのレポート、被災者の声を紹介します。

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土砂災害発生直後から被災地NGO協働センターでは避難所を周り「足湯活動」を展開しています。安佐北区の可部小学校、安佐南区の梅林小学校などを訪問し、多くの方に利用して頂いています。

発生から約2週間を迎え、被災者に心身の疲労がうかがえます。足湯を行った被災者は「ライフラインが戻らないと何もできない」、「(避難所は)人が多くてなかなか眠れない」、「疲れた。他県からのボランティアも必要」などと話していました。

土砂災害の被害は広範囲にわたり、いまだ道路に巨石が残るなどほとんどが手つかずの状況です。2日までに安佐北区、安佐南区の避難勧告が解除されていますが、自宅や周辺道路の被害が大きく、避難所に残る方も大勢います。

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こうした被災者を支えようと、支援の輪が広がっています。家電量販店、ドラッグストア、スーパーなど地元企業からボランティアが派遣されているほか、支援物資も続々と届いています。被災地では、被災者自身が空地を開放してボランティアの方々の拠点となるスペースを提供するなどお互いが支え合う姿が見られています。

当センターでも今後の中・長期的な被災者支援を念頭に置きながら、被災者をはじめ地元のサポーターの動きと連携して、活動を展開する予定です。

増島智子(被災地NGO恊働センター)

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