2015/04/24
震災後の観光産業の落ち込みを食い止めるため、2013年に設立された一般社団法人「リアス観光創造プラットフォーム」(菅原昭彦理事長)がこのほど、昨年4月に発刊し大好評を得た「気仙沼じゃらん」の第2弾を発表いたしました。
Civic Forceはリアス観光創造プラットフォーム設立の準備段階から関わり、外部の視点で観光誘客の環境づくりに向けた提案のほか、内外の専門家と協力し、観光戦略立案のための先進事例の調査・分析や重点戦略の提案を行い、観光に関する戦略的方策づくりを後押ししてきました。
パンフレットの核となっている観光コンセプトは、①漁師を誇る、②独創性を生む、③自然を敬う―の3つです。これらはこれまで会議や各部会を重ね、関係者みなで一丸となって磨き上げた観光コンセプトです。
第2弾となる今回の「気仙沼じゃらん」では、前号の8ページから20ページと大幅にページ数が増加し、漁師特集や気仙沼ならではの食と名店、体感スポット、買うべきお土産特集など内容も盛りだくさんとなっています。
その他、昨年グランドオープンした海の市、シャークミュージアムの特集や新ご当地グルメメカジキの「メカしゃぶ」、「メカすき」の紹介や造船所見学などの着地型観光の情報も新たに追加しています。
22日に気仙沼市内で行われた完成お披露目式で、菅原理事長は「これまでの気仙沼は発信力が弱く、気仙沼の楽しみ方を示すことができていなかった。しかし、気仙沼じゃらんを昨年発刊したところ、増刷を重ね、8万部をお届けすることができた。第2弾となる今回の気仙沼じゃらん1冊で、観光客の皆さんも存分に楽しんでもらえると思う」と話しました。
「気仙沼じゃらん」は2015年4月22日より気仙沼市内の駅や観光スポットをはじめ、じゃらんに参画している各宿泊施設などで無料にて配布されています。気仙沼の魅力たっぷりのじゃらんを手に、復興へと歩みを進める気仙沼の街を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Civic Forceの中長期復興支援「観光再生プロジェクト」のこれまでの経緯についてはこちらをご覧ください。http://civic-force.org/emergency/higashinihon/choki/kanko/