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被災地を支援する

2016/04/28

【熊本地震】埋もれたニーズを把握するためにー連携の力2

「被災地に物資は足りている」ーーメディアやSNSなどでこんな情報が流れる一方、認可外の小さな避難所では、まだ十分に物資が届いていない場所があります。

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埋もれたニーズを把握し、少しでも多くの人に必要な物資を届けるため、緊急合同支援チーム(Civic Force/A-PAD Japan/Peace Winds Japan)は、4月21日から地元企業、三共リース(株)の倉庫を借り、これまで約20の老人ホームや保育園、公民館などに物資を配布してきました。これまでに配った物資は、下着、靴下などの衣料品や、歯ブラシなどの生活用品、水や果物、缶詰などの食糧、ビタミン剤、サプリメントなど。これらの物資の多くは、東日本大震災をきっかけに連携協定を結ぶ企業などから提供されています。

また、被災地での活動は、企業や団体の社員ボランティアの方々にも支えられています。

(一財)東の食の会の久保尭之さんは、4月19日からCivic Forceとともに、物資の配布や被災地でのニーズ調査、テントの設営・運営などを続けています。久保さんはチームの一員として様々な避難所をまわるなか、各避難所ごとの運営方法の違いを目の当たりにし、埋もれたニーズを掘り起こす難しさを痛感したと言います。他方、しばらく物資が届いていなかった老人ホームなどで「物資を待っていた」と喜びの声を聞き、必要なところに届けられた実感を得たと言います。また、「Civic Forceが発災直後に現地に入りニーズを把握していたことで、協力企業から提供された目薬をすぐに配ることができた」と、災害時の緊急支援を支える”多様なネットワーク”の意義を感じたそうです。

もう一人、オイシックス(株)の坂本真之さんは、熊本市出身。普段は本部がある東京で働いていますが、大きな被害にあった地元の支援活動にあたりたいと社内で掛け合い、19日に熊本入りした同社の佐藤禎之さんに続き、23日から益城町で活動しています。現地入りしてから約1週間、坂本さんは「様々な情報が行き交う中、本当に必要なところへ物資を届けるのは簡単ではない」実感したそうです。そうしたなか、先行きの天気を見越してスケジュールを立てたり、チームリーダーの指揮系統のもと各自の役割を分担しながら臨機応変に動くチームの一員として、「単なるボランティアの枠を超え被災地の実態を知る貴重な機会」と捉えています。

オイシックスでは、野菜ジュースや水などの物資支援のほか、熊本の生産者を支えるための「募金付き商品」の販売などを行っています。

被災地での緊急支援にあたっては、アジアパシフィックアライアンスの拠点、佐賀県にある地球市民の会と未来創造基金のスタッフの方々もボランティアとして現場での活動を支えてくれています。

引き続き、皆様のご関心をお寄せください。

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※通信欄に、「熊本地震支援」とご記入ください。なお、様々なサポートをするためにご寄付のうち15%は運営費として活用させていただきます。

■ JapanGiving  http://japangiving.jp/p/3946

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■ gooddo http://gooddo.jp/video/?p=5241

■「ふるさとチョイス」での寄付も受付中! http://www.furusato-tax.jp/gcf/81

■食べて応援!EAT and SEND for 熊本 http://www.oisix.com/shop.g6--shopping--oshirase_160421kumamoto__html.htm?mi2=top3gyoubun

■一口103円からできる募金ギャザ http://www.netprice.co.jp/netprice/netprice/goods/793050/