2009/11/11
フィリピンでの水害被害者へ
レリーフパック(食糧と生活物資の詰め合わせ)を
10月より配布しています。
第一回目バグンバヤン、第二回目モンテンルパに続いて、
第三回目のレリーフパック200家族分の配給が、
11月8日現地時間11時より、リザール州モンタルバン地方にて
実施されました。
同地域では、9月26日に到来した台風16号の影響により、
上流に位置するワワダムが放水され、急激に増した水量により、
ワワダム流域のマリキナ川周辺家屋は全て流され、
畑は壊滅的なダメージを受けました。
住民の皆さんは、臨時に建設した住まいや避難所で生活し、
復旧業に努めています。
この日も前回、前々回に引き続き、事前に地元のNGOと
協力して配布した配給チケットと引き換えに、
レリーフパックをお渡ししました。
また、台風の影響によって道路が通行不能となり、今回配給出
することが来なかった300家族分のレリーフパックは、
道路が復旧し次第、配給予定となっております。
レリーフパックの内容は
米10kg、水6リットル×2、ござ、ビニールシート、毛布、
いわしの缶詰×6、洗剤、生理用品、豆、砂糖
(レリーフパックの内容)
(レリーフパックを受け取る被災者)
先の台風16号により、川に掛かった橋も大破し、
竹を利用した応急措置が施されました。
(対岸の住居までレリーフパックを運ぶ被災者)
配給時には、地元協力団体が子どもたちのための
特別プログラムも同時並行で実施しました。
子どものための食事として、栄養素の高い、
卵入りおかゆの炊出しを行い、また、大人たちが
配給物資を受け取っている間の一時子供預かりの
「あそび教室」も開きました
(子どものためのプログラムの様子)
以上