2011/06/13
Civic Forceは、平常時からの行政・企業の連携の仕組みを生かし、大震災の発生翌日にはヘリコプターで宮城県上空から視察を行い、翌々日には空路・陸路から物資とスタッフの派遣を開始しました。
また、被災地のニーズに応えた物資を即座にお届けすることを可能とする仕組みを即座に構築し、4トンのチャータートラック10台による定期便を3月23日より運用を開始しました。この物資の調達・配送事業では、多くの企業から幅広い物資のご提供をいただき、これまで380トンを超える物資をCivic Forceやパートナー団体が活動をする被災地5市町(宮城県気仙沼市・南三陸町・石巻市、岩手県大船渡市・陸前高田市)にお届けすることができました。
具体的には、4トントラック160台で食料約88万食分、衣料約18万点を含む計546品目にわたる物資をご提供できました。その中には、140社の法人より無償で物資をご提供いただいています(http://civic-force.org/activity/activity-424.php)。
この大規模な調達・配送事業は、被災地におけるニーズの変化や地元商店の営業状況を勘案して、5月末をもって終了しました。しかしながら、現地からの強いニーズがあり、再開している地元商店でも購入できないものがあれば、都度柔軟に対応する予定です。(詳細はマンスリーレポートに掲載しています。http://civic-force.org/news/news-493.php)