避難先の地で始めた「小さなCoveプロジェクト」
2024年元日の能登半島地震発生から3カ月が経ちました。
3月末から連携するのは、珠洲市で被災し金沢に避難中のカフェ「Cafe Cove」店主らが開始した「小さなCoveプロジェクト」です。Cafe Coveは、珠洲市の木ノ浦海岸近くにあり、能登半島最北端の湾が一望できるおしゃれなカフェでしたが、津波と地震の影響で休業を余儀なくされています。店主らは現在、金沢に避難していますが、「金沢市に避難している人たちが集まれる場をつくろう」と金沢駅前で小さなカフェを開始。2次避難を余儀なくされている人などが集まり、Cafe Coveのメニューとして出されていたような体に優しい健康的な食事を楽しみながら、避難生活で抱える不安や悩みを共有
能登の人たちは発災後、今まで顔を見合わせて共にこの大きな困難を乗り越えようとしていましたが、二次避難で外に出た途端、みんなばらばになってしまいました。急に不安が押し寄せてきて吐き出す場所がないというのが現状の中、小さなcoveプロジェクトでは、能登の人々が再会と無事を喜び、顔を見合わせてみんなが笑顔になる居場所づくりを目指しています。
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