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活動報告

緊急即応体制を創る

2014/06/25

海外での災害支援を想定した自衛隊との連携訓練に参加

クラスター会議の様子.JPGCivic Force(CF)は6月20、21の両日、海外での大規模災害の緊急支援を想定して自衛隊や国連機関、NGOなどが連携するための訓練に参加しました。これまでも、米軍主催の国際演習「パシフィック・パートナーシップ2010」に参加するなど、災害支援における「民軍協力」に積極的に取り組んでいます。

訓練は岡山県奈義町にある陸上自衛隊の日本原演習場で行われました。自衛隊のほか、国連世界食糧計画(WFP)、日本の国際緊急援助隊の事務局を担う国際協力機構(JICA)、外務省、米軍、NGOなどから約20人が参加。インドネシアのスマトラ島近海で地震が発生し、沿岸の町が大津波に襲われたという想定に基づき、支援の調整を目的として現地で開かれる「クラスター会議」の演習をしました。

クラスター会議は早期復旧、保健、衛生など分野別に開かれ、ニーズ調査、優先順位付け、計画作成等を代表機関が取りまとめ、支援のギャップや重複に対応し、支援活動の効果を高めるための会議です。

このうちロジスティクス(物資の調達・輸送など)に関するクラスター会議は、WFPが議長役となり、CFは避難民キャンプで物資の配布をしているという想定で出席しました。空港や港の復旧状況、WFPが用意する臨時の倉庫についての情報が共有され、ヘリを使った物資輸送支援に関するNGO側の要望に自衛隊や米軍の担当者が答えるなど、本番さながらの活発なやりとりが展開されました。

         派遣先での隊員の交通事故を想定した対応訓練.JPG  診療施設での患者受け入れ訓練.JPG

その後、海外派遣に備えて待機する陸上自衛隊の緊急援助部隊の訓練を見学しました。現場で隊員の車が交通事故を起こした際の対応訓練、宿営地に開いた診療施設で患者を受け入れる訓練などが行われました。

Civic Forceでは次の災害に備えて、各機関との連携関係を構築し、災害時に一人でも多くの被災者をサポートできるよう準備しています。

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