2019/11/10
「家も農地も泥にのまれてしまった」「家族だけではとても片付けられない」ー台風19号は、全国各地に甚大な被害をもたらしました。全半壊した家屋は7518棟、床上・浸水は述べ70000棟以上(11/8、消防庁)にのぼり、被災した人の多くは発災から1か月が経過した今も避難所などで生活しながら、自宅の泥出しや片付けに追われています。地域によってはまだ全く手をつけられていない建物も多くあります。
こうしたなか、全国からたくさんのボランティアがかけつけ泥出しや清掃を急ピッチで進めているほか、あたたかい食事の炊き出しなどを続けています。全国社会福祉協議会によれば、各地の災害ボランティアセンターに訪れたボランティアの人数は、11月6日までに14県で11万7380人。2011年の東日本大震災や昨年の西日本豪雨で被災した人なども「今こそ恩返しがしたい」と、各地から応援に来ています。
他方、これだけ多くのボランティアを、ニーズにあった形で派遣するには、専門の知識や経験を有する組織や人材によるサポートが不可欠です。Civic Forceでは現在、4県で活動する5つの専門団体と連携し、被災地の復旧・復興を後押ししています。
【岩手県】
・三陸ひとつなぎ自然学校 http://santsuna.com/
【福島県】
・相馬救援隊 https://sart34.org/
【福島県・茨城県】
・災害支援団Gorilla https://npohoujin-gorilla.com/
【長野県】
・被災地NGO恊働センター http://ngo-kyodo.org/
・青年海外協力協会 http://www.joca.or.jp/
各団体の支援活動は追ってご報告いたします。