2011/04/12
南三陸町でも、ようやく学校再開のめどが立ってきました。
高台にあり津波による直接的な被害をまぬがれた志津川高校の新学期日程が、避難所の掲示板に貼りだされました。4/21に入学式、4/22に始業式、5/9から授業を再開する予定です。
掲示には、卒業生から後輩に制服と上靴を譲るよう呼びかけていました。
実際には、志津川高校は避難所および物資配送拠点として利用されており、授業は隣町の登米高校および上沼高校で始まります。
東京からの物資は衛生関連品目が増えています。
避難所におけるノロウィルスの症例が報告されており、使い捨てのコップやスプーン、ラップや割り箸のほか、偏る栄養バランスを多少でも改善できるよう、ゼリー状栄養補給商品を14.400個配送しました。
4/10は日曜日で、大工さんも一時の休息を取られました。
い ま手作り風呂の設営を続けていますが、同時に別のニーズに対応する案も練り始めています。集団が生活する避難所の外に休憩スペースや私財を保管できる倉庫 がほしい、との声や、近所や親戚の家に民泊避難している方が、プライバシーを確保できるようなプライベートスペースを現地で設計中です。
(ものつくり大学の今井先生作図)。
その他、ボランティアセンターでボランティアニーズの調査や、避難所におけるリラクゼーションを提供するための打ち合わせ・準備等、スタッフが手分けして担当しました。